EMによる放射能汚染対策(比嘉照夫氏の緊急提言-2012年)

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なし EMによる放射能汚染対策(比嘉照夫氏の緊急提言-2012年)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/4/18 19:04 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 125
ひき続き、2012年の比嘉照夫氏の緊急提言である


●第57回 堆肥等の放射線対策 2012/5/8
 ・放射能に汚染された地域の有機農業農家は、地元産の有機物を原料とする堆肥が使えない
  という深刻な問題をかかえている。そのためU-ネットでは、西日本のボランティアの協力を得て
  大量のEMボカシ(EM発酵有機肥料)を支援し続けているが、ボランティアの限界がある。
  そのため、地元の有機物や堆肥にEMを施用し、放射能レベルを下げ、
  同時に栽培においてもEM活性液を10a当り、200L~500L使うことをすすめている。
 ・堆肥の原料には放射性物質が含まれているのに対し、45~60日かけて出来上がったコンポストには、
  放射性物質は全く検出されず、毎回の検査でも例外はないという結果となっている。
  この成果を福島県内のEM農家に応用してもらった結果、すべての農家の作物から放射性物質は
  検出されないということが明らかとなった

 ・これまでの検査の結果は300余となっており、その結果は信頼に値するものである。
  また、栽培をくり返しているうちに、放射性セシウムが再吸収される懸念はないのか
  という問い合わせもあるが、5000ベクレル内外の汚染土壌でセシウムを吸収しやすい、
  小松菜を同じ圃場で4~5作続けても、EMを使っている限り吸収されないことも明らかとなった。
(土壌の放射能の低減)
 ・農林水産省による肥料、土壌改良資材の放射性セシウムの暫定許容値は400ベクレルであり、
  この規制値に従うと東日本の大半の有機物は使用できない状況となる
 ・しかし、次の表のように、EMによって放射性のセシウムが確実に減少している。

 ・当初680ベクレルもあった放射性セシウムは、4ヵ月後には260ベクレルまで下がり、
  農水省の規制値をクリアし、5ヵ月後には190ベクレル、処理回数が増え時間の経過とともに、
  減少率も早まる傾向にある。
  一般的には、時間の経過とともに、有機物の分解や消耗によって全体の重量が減るため、
  放射性物質の濃縮効果が現れ、放射線量は増えるというパターンを取るが、
  それに反し今回の結果は、放射線量が著しく減少していることである。
 ・この堆肥の作り方は、 引用:1.EM活性液は仕込みの段階でEM3号を添加(一般にEM活性液の光合成細菌のレベルを
 上げるために仕込段階でEM1号とEM3号を等量入れる方法とEM1号の活性液を作り
 透明の容器に入れ、直射日光に当て、やや赤みがかった状況(1~2週間)で使用する方法。
2. 材料は、屋外の堆肥工場にある発酵途中のバーク堆肥(街路樹等の剪定枝・落葉・刈草等)を
 取り出し試料とした。試料は、フレコンバッグ(耐久性が強く水が通らない大型の袋)に詰め、
 雨よけの屋根のある場所に設置
3.EM散布の度に、試料をフレコンバッグから取り出しビニールシート上で撹拌、その後再度
 フレコンに詰め直した。
4.発酵状態がよく、かなり高い熱を発していた

●第58回 ついに明確となった福島のEM有機農業への道筋 12/06/13
 ・福島県農林水産部は、農用地等における
  「民間等提案型放射性物質除去・低減技術実証試験事業」試験結果について
  平成24年5月17日プレスリリースし、
  その中でEMで発酵させた堆肥(EMオーガアグリシステム標準たい肥)は、
  放射性セシウムの吸収抑制に著しい効果があると公開した ↓

(補足説明)
 ・このEM堆肥は、15年以上も前から福島県内でEM有機栽培を推進しているマクタアメニティが
  標準としているものだがEM発酵堆肥のみを試験したものであり、
  福島県が直接に試験したので、潅水や葉面散布等にEMを全く使用していない条件下のものである。
 ・本シリーズで発表した結果や300余の事例で、放射性セシウムが全く検出されなかった成果は、
  すべてEMで発酵させた堆肥とともに、EM活性液を10a当り100L以上を併用した場合である。
 ・マクタアメニティのEMオーガアグリシステムは、当初から多収高品質を実現た確定技術で、
  福島県では15年余の実績があり、東京の一流のマーケットで高く評価され、
  40余の農家が実施し、経営内容も極めて高く、着実に発展してきたグループである。
  その結果は、県はもとより農水省や経済産業省の関連部署から種々のモデルケースとして
  認定される等々、福島県の将来の高付加価値農業のモデルとして高く評価されてきた農業の
  ニュービジネスモデルともなっている。
(EM活用の農業の評価は論議無用)
 ・今回の、EM発酵堆肥を活用した成果の評価に、素人学者が参入する余地は全くない。
  例えば、ゼオライトを投入したり、囲炉裏灰を活用することは、農家に対して
  新たな負担を課し、コストを高めることであり、
  農水省が提案する様々な除染技術も、すべてがコストを上乗せすることになる。
 ・これに対しEM発酵堆肥システムでは、新しい負担が増えるのではなく、
  むしろ、行き場を失った畜産廃棄物や放射能で汚染された莫大な有機物も
  良質な生産資源に変えられるというメリットを考えると、論議は不要のものである。

●第59回 放射能汚染はセシウムのみではない 2012/7/23
 ・セシウム137は、人体に取り込まれても時間の経過とともに体外に排出されるため、
  汚染されていない食物をとり続けることによって、その対策が可能であるが、
  問題はストロンチウムである。今回の東京電力福島第1原子力発電所の事故でも、セシウムとともに、
  放射性のストロンチウムも放出されたことは明らかであるが全容は不明のままである。
 ・チェルノブイリ原発事故から25年を経過したベラルーシでは、  放射性セシウムは、m2当り280,000ベクレルもあるにもかかわらず、
  葉菜類も根菜類も作物への吸収は著しく低くなっている。
  (レタスでEMの方が若干高く見えるのはサンプルの差異である)
  ベラルーシは、黒土地帯で土壌の腐植含量が日本の土壌よりもはるかに高く、
  また過去に多量の塩化カリウムが施用されいるので、セシウム対策には成果があるが、
  ストロンチウムについてはお手上げである。
  これに対してEMではストロンチウムの吸収抑制にも顕著な効果を示している ↓↓↓

 ・放射性ストロンチウムは、体内に吸収されると、骨の組織に移行固定されるため、
  放射性セシウムのように時間の経過とともに体外に排出されることなく、
  時間とともに累積する性質を持っている。
  そのため、内部被曝は増大し、骨に関する様々な病気や障害を引き起こす厄介な存在である。
  図2の結果は、EMの施用によって放射性ストロンチウムの吸収が著しく抑制されているが、
  類似の結果は、すでに1997年にも得られており、EMは放射性ストロンチウムの吸収抑制に対し、
  極めて有効な手法であるといえる。
 ・なお、本結果で注目すべきは、EMは潅水時に活性液を500倍にして施用したのみである。

●第60回 乳牛の内部被曝対策について 2012/8/30
 ・「第40回EM技術による放射能被曝対策11/03/31」で述べたように、EM飲料実験の結果、
  30~40日で内部被曝を完全に解消し、その後EM飲料を飲まず汚染された食物を取り続けても、
  半年~1年以上も再被曝が起こらず、その結果はかなり長期にわたることを明らかにした
 ・当初この現象は、EMの効果の本質である抗酸化作用と非イオン化作用による体外排出促進
  によるものと判断された。しかしEM飲料中止後、汚染された地域に戻り、
  再び汚染された食物を食べて12ヶ月以上も内部被曝が起こらない現象については、
  これまでの常識では説明不可能であり、測定も12ヶ月で終了したため、
  EM飲料の内部被曝抑制効果の持続性の原理についての最終確認は未定のままであった。
 ・EM飲料を飲まなかった子供達は、汚染地帯に戻ると3~4ヶ月程度で被曝量が増大し、
  再被曝が起こっていた点を考慮するとEM飲料を活用した子供達に1年も再被曝が起こらなかった
  という事実は、体内元素転換が予測される側面がある。
  もしも、この仮説が成立するとなれば、EMを家畜に飲ませ、飼料に添加する方法を基本に、
  放射能で汚染された牧草を与えても類似の効果が期待できる可能性がある。
(EMを与えた乳牛の原乳の放射瀬セシウム濃度の実験)「quote] ○実施場所:福島県南相馬市の酪農家牛舎
 ○対象:自家牧草を給与し牛乳から放射性セシウムが検出されている牛1頭
 ○実施期間: 2012年5月~ 2ヶ月間
 ○試験概要:放射性セシウム62~65Bq/kg(水分80%換算の値)の自家牧草(イタリアンライグラスと
       エン麦の混播)を以下の量給餌
 ○EM給与牛1頭:1日16kg給与 ○その他の牛27頭:1日6kg給与
 ○EM給与方法(1日2回に分けて全てエサにかけて使用)
   ・EMボカシ(EMフィード):100g/日
   ・EM・1:500ml/日
   ・EMXGOLD:25ml/日
 ○分析:原乳2Lを(株)同位体研究所に依頼してゲルマニウム半導体検出器にて分析
 
実験の結果は次の通り

 ・EM給与4週までは変化がなかったが、8週目から一転して減少した。
  第8週目の2.4ベクレルについては分析過程での何らかのエラーも考えられるが、
  9週と10週は信頼できる数値である。
  この結果の意味することは、すでに述べた体内元素転換を予測させるものである。
(畜産分野の放射能汚染対策)
 ・バルク乳とは、全く汚染されていない購入牧草に62~65Bq/kgの汚染牧草を1日6kgを加えて
  給与している牛27頭の牛乳を混合したもので、出荷基準を5ベクレル以下にするために
  行われている飼料設計であるが、
  EMを使うことで、これまで使用していた自家牧草を3倍弱も使えることにもなり、
  農家にとっては大きな朗報であある。
  この実施農家は、すでにEM活用に積極的となっている。

 ・EMは、畜産用のA飼料として国の認可を受けており、
  畜産のあらゆる分野に活用されている微生物資材である。
  すでに宮崎や韓国で、その実績が明らかとなった口蹄疫はもとより、トリインフルエンザを
  含むウイルス疾患には決定的な予防効果を発揮する。
  同時に乳房炎の予防や治療、飼料効果の向上(10%~15%)消化系を含めた各種疾病予防はもとより、
  乳質や肉質の向上にも顕著な効果が認められている。
このことについて第61回にも述べられているので以下転載する   引用:・その後更に減少し、現在では、2.7ベクレルとなっている。
・もう一度述べるが、EMを使用すれば、 国の基準値以下の牧草であれば、すべて自家生産の
牧草に切り替えても牛の内部被曝は 殆んど無視できるレベルにする事が可能である。
・今年の米国のトウモロコシの大々的な不作は、すでに飼料の価格に大きく跳ね上がっており、
 自家生産の汚染牧草を100%使える事は、酪農家にとって朗報である。
 その上、その糞尿は、結果的にすべてEM発酵堆肥となる。
・EM発酵堆肥は福島県も公式に認めた放射性セシウムの作物への吸収抑制効果が極めて
 高い堆肥であるが、この堆肥を牧草地や田畑に活用し、EMを併用すれば、
  放射性セシウムがゼロの牧草や農作物を作ることが可能となる。

●第61回 EMによる放射能対策の新知見 2012/10/3
(EMによる波動効果 その1)
 ・EMの効果は次のとおり
    1、抗酸化作用
    2、非イオン化作用
    3、三次元(3D)の波動の作用の相互作用
 ・1の抗酸化作用と2の非イオン化作用については、これまでの理論でも十分に説明でき、
  すでに一般の理解を得ているが、
  3の三次元(3D)の波動の作用についての科学的論議はこれからである。
 ・これまで、三次元(3D)波動については、「有害なエネルを三次元(3D)のヘリカル構造によって
  使えるエネルギーに変換し、触媒的に有用なエネルギーを賦与する作用」
  として説明を試みてきた。その三次元(3D)のヘリカル構造の代表格が図のように、
  光合成細菌のらせん状の光(エネルギー)伝達系である。
  
 ・既に、微細なマイクロコイルは電磁波や静電気や放射線等を転換し、無害化したり、
  有用なエネルギーに転換する機能性を有することが明らかとなっている。
  すなわち、カーボンマイクロコイル、カーボンナノチューブ、フラーレン等々であるが、
  その機能は図1の右側のように三次元(3D)構造がマグネット的役割をはたすために生じる。
 ・光合成細菌は、カーボンマイクロコイルよりも更に微細なマイクロコイル状となっており、
  紫外線を照射すると急激に増殖する性質を持っており、
  EMが放射能汚染対策に効果が認められるのは、EMの中心的役割を果たしている光合成細菌の
  このような性質によるものである。
(不思議な現象)
 ・EMによる波動作用は、その当初より様々な現象を引き起こし、
  研究機関によるEMの否定的見解の原因となってきた。
  すなわち、室内で化学物質の分解や水質浄化の実験を行なうと、
  当初はEM投入区の方に明確な効果が認められるが、時間の経過とともに
  EMを投入しない区の化学物質も分解されたり、無処理区の汚水も浄化されるようになる。
 ・類似の現象は、栽培の現場でも現れてくる。
  EM処理区と対照区は最低でも5m以上離す必要があるがEMの試験を行なったという事例を見ると、
  1m以上も離している例は皆無である。そのため、無処理区もEM区と同じように
  良好に生育し、統計処理を行なうと差がない、すなわちEMは効果がないということになる。
 ・放射能対策についても同じような誤解がまかり通っている。
  EMを散布した場所の放射能は著しく低下したが、
  EMを撒かなかった、その隣接地の放射能も同様に減少しているため、
  EMの効果ではないとする意見である。
 ・物理学的な常識からすれば、放射能が自然に大幅に減少することは絶対にありえないことなのだが・・・
(EMによる波動効果 その2)
 ・事のはじめは、EMセラミックスを混和し加工した生ごみ処理用のバケツに、
  40ベクレル程度汚染されたジャガイモを入れておいたら、数日後に検出限界以下に
  なっていたという事である。EMの波動の特性から、このような事はあり得るため、
  EMの機能性を賦与したホワイトマックス社のエンバランス加工のピッチャー1,3L(AS樹脂)の
  放射能抑制効果について、信頼できる研究機関に測定を依頼した。
  その結果のコメントは以下の通り
  
 ・このピッチャーに入れられた水道水は半日程度で、その機能性が現れ、マイルドな水となり、
  調理はもとより、植物栽培等々を含め幅広く活用されており、誰でも容易に入手できる商品である。
  放射能汚染の国の基準値は「絶対に安全を保証する」ものではなく、当然の事ながら、
  汚染ゼロにする努力は必要不可欠である。EMBピッチャーには水や牛乳等の液体に対し、
  国の安全基準内であれば水で6時間、牛乳で12時間でその目的を達成することができ、
  その持続効果も半永久的とも言えるものである。

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