空間線量を組み込む

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go

なし 空間線量を組み込む

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013/8/12 10:32 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 125
実験その2では、空間線量を無視して経過を観察してきたその理由は、
 ・目的とする指標は「起点からの変化率」であること
 ・僅かにしか変化しない空間線量は実測データに比してかなり小さいこと
 ・毎回空間線量を計る手間が惜しかったこと(←無精)

しかし、岩手県・環境放射線モニタリング観測値サイトには10分単位での空間線量値が公開されており、
詳しく見てみると、空間線量は雨の強い日には高く、雨が止んでも晴れていても翌日へ影響が
続いていることも数値的にもわかってきた。

そこで、実験による変化率は「空間放射線の影響であろう」という疑念を払拭するためにも、
公表されている空間線量の値を当実験の分析表に加味することとした。その方法は、
 ・実験の起点日時分の空間線量は21nSvなので、
 ・その値を実験測定日時分の空間線量との差分を新たな表に入力し、
 ・毎日測定する放射線量平均値から差引いて当該日の「平均線量値」とした。
  
これを元に、これまでの分析方法と同じく、
移動平均 → 自然半減崩壊値で補正 → 起点方の変化率
を求め、その変化率をグラフ化した。


空間線量を組に込まないグラフと比較していただきたい、
 ・変化パターンはほとんど変わらないこと、
が分かる。

改めて注目していきたいことは
 ・「土壌表面の放射線量」の変化・傾向である、
  プランター内部の何らかの自然現象として放射線量が低下していることが認められる。
 ・また「プランター底面の放射線」の変化・傾向についても、空間線量の変動の影響ではなく、
  放射能崩壊(放射線発生)のランダム性もでもなく、
  これもプランター内部の何らかの自然現象を示唆している。
 

これらの自然現象は、何なのか? なぜ起こるのか? 
引き続き実験を継続していきます。
 
 

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