放射能低減実験その2 (光合成細菌の効果が見えてきた)
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投稿ツリー
- 放射能低減実験その2 (光合成細菌の効果が見えてきた) (go, 2013/7/27 16:42)
- 光合成細菌に関する情報 (go, 2013/7/30 12:30)
- 線量変化のグラフ (go, 2013/8/6 15:12)
- 空間線量を組み込む (go, 2013/8/12 10:32)
- なぜ放射線量は変化するのか? (go, 2013/8/13 4:58)
- 分析指標を改善 (go, 2013/8/17 7:39)
- 微生物による放射線量の低減方法が見えてきた (go, 2013/8/20 11:39)
- 放射能崩壊加速説の信ぴょう性が高まった (go, 2013/8/24 14:24)
- 放射能低減実験その2/後半の実験報告 (go, 2013/9/22 14:31)
go
投稿数: 125
「実験その1」に引き続き、6月26日から「低減実験その2」を行ってきているが、放射能低減効果が見受けられた。
なお、私の実験とその分析は、専門家でもないので、独断と偏見で進めいるため、勘違いなども少なからずあった。
従って、このトピックでは、ライブで進めていく、つまり間違い勘違いは訂正しながら進んでいくつもりなので、笑いながらお付き合いいただきたい。
反論やご意見のチョクメを歓迎したいので、ご一緒に実験を進めていきたいと考えています。
●「実験その1」では、プランター底面だけの測定であったが、僅かな何らかの変化は見受けられたものの、光合成細菌の影響を示唆するデータは得られなかった。
そこで、「実験その2」では、植物を植え、放射線量をプランター底面だけでなく土壌表面でも測定したら、光合成細菌の放射線に対する挙動(影響)がかなり浮き彫りになってきた。
なお実験2では、前実験のプランターの土を7割ほど残し、少しでも微生物叢の形成に資する目的で、EMボカシ、EMセラミックスパウダー、燻炭、ピートモス、バーミキュライト、ミキサー処理昆布、EM3、EM活性液、廃糖蜜、甘酒などを混ぜ込んだ。
●なお、植えたヒメイワダレソウはグランドカバープランツの一種で、根が強く深く張り、這性で背丈はあまり伸びず、小さい花が少しは癒してくれるし、もし放射線が低下する可能性があるときは、繁殖力も旺盛で雑草対策にもなり、踏まれても強いので、広く推奨できるのではないかとも考えた。
●測定方法は、
・測定箇所は、プランター底面および土壌表面とした。
・上空線量は、必要ないと判断し測定しなかった。
(目的にデータは起点との差分であり、かつ毎日の変化が少ないことが理由)
・また、「実験その1」と同様、プランタ底面も土壌表面も共に20回計り平均した。
なお、実験の途中から、放射線量は天候(日照強度?)の影響を受けている可能性がありそうなので、照度計にて参考までに計ってみた。
●下の表は、土壌表面と底面の測定データおよび分析データを並べたものである。
分析方法は実験その1と同様、
・その日の平均値と日照などの気候との関係を観察する
・日ごとの気候の変化や放射線のランダム性などを平準化するために前7回の移動平均(a)を求め、
その値の変化の「流れを注目すると共に、
・日ごと進むCs半減期崩壊による放射線量低下の起点からの差分を(a)に補正する(加える)ことで、
光合成細菌や植物などによる生態系の働きによるであろう放射線量の変化を起点比%で追ってみた。
・もちろん、汚染放射能物質(土、水、植物)のプランター外への流出は全くないし、
プランターへの雨の混入も全くない。
【雑感】 まだ実験開始から1ケ月しか経ってないが、いろんなことが見えはじめてきた。
① 土壌表面の放射線量は、1ケ月で徐々に9%まで減少している。
これは光合成細菌による光(電磁波、放射線も同じ)エネルギーの吸収による減衰と思われる。
② しかし、底面の放射線量は一時は減る傾向をみせたものの、次第に元の線量に戻っている。
これはどういうことなのだろうか?
③ 同時進行の①と②のデータから、次のことが推測できそうだ、
・光合成細菌は土壌表面に集まり増えている(照度が強い場所で増えるため)
・土中下部ではあまり増えないので底面方向に向かう放射線量の減衰はあまりない。
④ 底面の日々の放射線量の変化に注目すると、日照との相関があるようだ、つまり、、
・天候が雨や厚い雲の時と晴や薄曇りの時では、後者の方が放射線量が低い、
土中の光合成細菌の活性は照度に影響がされてのだと思われる。
⑤ 光合成細菌が放射線を吸収するという仮説を明瞭にしたいため、実験途中で
光合成細菌が増殖しやすい環境を強化してみた。
・貝化石粉(ミネラル補給、亜鉛・・、アルカリに傾ける)の表面散布、
・アミノ酸液(光合成細菌の良質なエサ)の投入
・少量の自然塩、海水から抽出したマグネシウム(クロロフィル必至元素)液の投入、
これ等を入れて数日後から天候が悪い中でも土壌表面の放射線量は下がってきた。
--------------------
更なる考察・推測を進める前に、別スレ「光合成細菌に関する情報」にて、光合成細菌や光合成に関する情報を集めてみたので参考までにご覧ください。
--------------------
考察・推察を続けます。
⑥ 光合成細菌が放射線エネルギーを吸収していることは、別スレ「光合成細菌に関する情報」の
(2)(3)(4)で理解はできる。
しかし放射線の透過力は極めて強く、光合成細菌ごときでエネルギーが目に見えて減衰するのだろうか?
でもエネルギー不変の法則からすると、光合成にエネルギーを取られたら通過後は必ず減衰する。
(期間6/26-7/28では明らかに減衰している)
従って、もっと光合成細菌の密度を上げたら、どの程度まで低減するであろうか?
また、プランター底面での放射線量はどう変化するのだろうか?
⑦ 2011年5-7月にフクシマ飯館村のブルーベリー畑では2ヶ月で放射能(Bqレベル)が
75%も減ったという報告がある。
(この実験でもBq分析したいのだが、お金がかかるし、プランター次元では難しい)
このことから、放射能Bqが減少しているかどうかを確認する方法は、
この実験の最終試験として、土と植物を完全に乾燥させて放射線量を計り、
起点とを比較することでハッキリするだろうと思われる。
・もし明らかに減っているなら、放射能Bqは低減していることになるし
・もし減っていないのであれば、光合成菌の放射能低減効果は放射線吸収だけでとなる
さて、引き続き、この実験を継続していく・・・。
なお、私の実験とその分析は、専門家でもないので、独断と偏見で進めいるため、勘違いなども少なからずあった。
従って、このトピックでは、ライブで進めていく、つまり間違い勘違いは訂正しながら進んでいくつもりなので、笑いながらお付き合いいただきたい。
反論やご意見のチョクメを歓迎したいので、ご一緒に実験を進めていきたいと考えています。
●「実験その1」では、プランター底面だけの測定であったが、僅かな何らかの変化は見受けられたものの、光合成細菌の影響を示唆するデータは得られなかった。
そこで、「実験その2」では、植物を植え、放射線量をプランター底面だけでなく土壌表面でも測定したら、光合成細菌の放射線に対する挙動(影響)がかなり浮き彫りになってきた。
なお実験2では、前実験のプランターの土を7割ほど残し、少しでも微生物叢の形成に資する目的で、EMボカシ、EMセラミックスパウダー、燻炭、ピートモス、バーミキュライト、ミキサー処理昆布、EM3、EM活性液、廃糖蜜、甘酒などを混ぜ込んだ。
●なお、植えたヒメイワダレソウはグランドカバープランツの一種で、根が強く深く張り、這性で背丈はあまり伸びず、小さい花が少しは癒してくれるし、もし放射線が低下する可能性があるときは、繁殖力も旺盛で雑草対策にもなり、踏まれても強いので、広く推奨できるのではないかとも考えた。
●測定方法は、
・測定箇所は、プランター底面および土壌表面とした。
・上空線量は、必要ないと判断し測定しなかった。
(目的にデータは起点との差分であり、かつ毎日の変化が少ないことが理由)
・また、「実験その1」と同様、プランタ底面も土壌表面も共に20回計り平均した。
なお、実験の途中から、放射線量は天候(日照強度?)の影響を受けている可能性がありそうなので、照度計にて参考までに計ってみた。
●下の表は、土壌表面と底面の測定データおよび分析データを並べたものである。
分析方法は実験その1と同様、
・その日の平均値と日照などの気候との関係を観察する
・日ごとの気候の変化や放射線のランダム性などを平準化するために前7回の移動平均(a)を求め、
その値の変化の「流れを注目すると共に、
・日ごと進むCs半減期崩壊による放射線量低下の起点からの差分を(a)に補正する(加える)ことで、
光合成細菌や植物などによる生態系の働きによるであろう放射線量の変化を起点比%で追ってみた。
・もちろん、汚染放射能物質(土、水、植物)のプランター外への流出は全くないし、
プランターへの雨の混入も全くない。
【雑感】 まだ実験開始から1ケ月しか経ってないが、いろんなことが見えはじめてきた。
① 土壌表面の放射線量は、1ケ月で徐々に9%まで減少している。
これは光合成細菌による光(電磁波、放射線も同じ)エネルギーの吸収による減衰と思われる。
② しかし、底面の放射線量は一時は減る傾向をみせたものの、次第に元の線量に戻っている。
これはどういうことなのだろうか?
③ 同時進行の①と②のデータから、次のことが推測できそうだ、
・光合成細菌は土壌表面に集まり増えている(照度が強い場所で増えるため)
・土中下部ではあまり増えないので底面方向に向かう放射線量の減衰はあまりない。
④ 底面の日々の放射線量の変化に注目すると、日照との相関があるようだ、つまり、、
・天候が雨や厚い雲の時と晴や薄曇りの時では、後者の方が放射線量が低い、
土中の光合成細菌の活性は照度に影響がされてのだと思われる。
⑤ 光合成細菌が放射線を吸収するという仮説を明瞭にしたいため、実験途中で
光合成細菌が増殖しやすい環境を強化してみた。
・貝化石粉(ミネラル補給、亜鉛・・、アルカリに傾ける)の表面散布、
・アミノ酸液(光合成細菌の良質なエサ)の投入
・少量の自然塩、海水から抽出したマグネシウム(クロロフィル必至元素)液の投入、
これ等を入れて数日後から天候が悪い中でも土壌表面の放射線量は下がってきた。
--------------------
更なる考察・推測を進める前に、別スレ「光合成細菌に関する情報」にて、光合成細菌や光合成に関する情報を集めてみたので参考までにご覧ください。
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考察・推察を続けます。
⑥ 光合成細菌が放射線エネルギーを吸収していることは、別スレ「光合成細菌に関する情報」の
(2)(3)(4)で理解はできる。
しかし放射線の透過力は極めて強く、光合成細菌ごときでエネルギーが目に見えて減衰するのだろうか?
でもエネルギー不変の法則からすると、光合成にエネルギーを取られたら通過後は必ず減衰する。
(期間6/26-7/28では明らかに減衰している)
従って、もっと光合成細菌の密度を上げたら、どの程度まで低減するであろうか?
また、プランター底面での放射線量はどう変化するのだろうか?
⑦ 2011年5-7月にフクシマ飯館村のブルーベリー畑では2ヶ月で放射能(Bqレベル)が
75%も減ったという報告がある。
(この実験でもBq分析したいのだが、お金がかかるし、プランター次元では難しい)
このことから、放射能Bqが減少しているかどうかを確認する方法は、
この実験の最終試験として、土と植物を完全に乾燥させて放射線量を計り、
起点とを比較することでハッキリするだろうと思われる。
・もし明らかに減っているなら、放射能Bqは低減していることになるし
・もし減っていないのであれば、光合成菌の放射能低減効果は放射線吸収だけでとなる
さて、引き続き、この実験を継続していく・・・。
go
投稿数: 125
放射能とEMの関係を調べはじめ、この実験をしていくなかでますます光合成細菌や光合成について詳しく調べたくなっていた。
その一部を紹介する。
(1)光エネルギーを使って水と二酸化炭素から炭水化物を生成する → 光合成
・光合成とは、光エネルギーを化学エネルギーに変化する生化学反応のこと
・炭水化物(糖類、でんぷん)を生成し、大気中に酸素を放出する
・葉緑体、光合成細菌
・すべての生き物の生命を維持する源泉は光合成。
(1)-1 光合成細菌の光化学系と分子構成
・光合成生物の系統図
・光合成の概要
(2) 放射能は光と同じ電磁波である
・波長はX線よりも短い → 放射能に基礎知識
・電磁波の種類と特徴によると、波長は、
γ線10^(-12~-15) (10~-12:ピコm)
X線10~(-10)、紫外線10~(-9)、可視光線10~(-7)、赤外線10~(-6)
・植物の光合成や光合成細菌が吸収する電磁波は光(赤外線-可視光線-紫外線)だけでなく、
放射線をもエネルギーとして吸収する。
・光をアンテナのように集める受容体はクロロフィル
・以下、私の推論だが、
・TVや携帯などのアンテナの設計では、電磁波を効率良く吸収するために、
受信したい電波の波長にと共振(共鳴)するようにサイズとインピーダンスを合わせるが、
クロロフィルの構造も同じだろうと考えたい。
・光(赤外線~紫外線)の波長の範囲は広いのでクロロフィルの構造は興味深い、
調べてみると構造は何種類もあり、共振する波長がことなるのは当然だが、
・たぶん、できるだけ電磁波エネルギーを吸収できる構造に変化(成長・増殖)していると思う、
・γ線の波長はpm(ピコ)でクロロフィルの最少受光部はμm(ミクロン)と1000倍だが、
受光部の間隔が波長の整数倍になれば共鳴はあり得ると思う。
γ線でも核種によって波長は異なるがCs放射線環境で増殖すれば、それに合わせていく、
従って光合成細菌を外部から散布して低減させるのではなく、
その細菌を元菌として土中で増殖する光合成細菌に効率的な吸収機能が生まれる。
果たして本当なのだろうか?
(3) 光合成のメカニズム
福岡大学の機能生物学研究室には光合成のメカニズムについて詳しく載っている
(4) 理解を助けてくれる映像
独立法人科学技術振興機構サイエンスチャンネルサイトに色素タンパク質が持つエネルギー変換システム映像があるので、上記「光合成」が少しはイメージできる
(4) 光合成細菌の培養
・農文協から「農家が教える光合成細菌」という本がある
・この実験において、プランターの土にたくさんの光合成細菌を増やすのが目的だ、
・さらに、大量に培養して、私の菜園にも活用しようというものだ
材料は、光合成細菌の元菌、海藻エキス、アミノ酸・・・
・特に「海藻エキス」は、光合成細菌の増殖が促進され、細菌の密度も濃くなるという、
これが本日入荷したので、さっそくアミノ酸と共にプランターに7/30に散布した。
その一部を紹介する。
(1)光エネルギーを使って水と二酸化炭素から炭水化物を生成する → 光合成
・光合成とは、光エネルギーを化学エネルギーに変化する生化学反応のこと
・炭水化物(糖類、でんぷん)を生成し、大気中に酸素を放出する
・葉緑体、光合成細菌
・すべての生き物の生命を維持する源泉は光合成。
(1)-1 光合成細菌の光化学系と分子構成
・光合成生物の系統図
・光合成の概要
(2) 放射能は光と同じ電磁波である
・波長はX線よりも短い → 放射能に基礎知識
・電磁波の種類と特徴によると、波長は、
γ線10^(-12~-15) (10~-12:ピコm)
X線10~(-10)、紫外線10~(-9)、可視光線10~(-7)、赤外線10~(-6)
・植物の光合成や光合成細菌が吸収する電磁波は光(赤外線-可視光線-紫外線)だけでなく、
放射線をもエネルギーとして吸収する。
・光をアンテナのように集める受容体はクロロフィル
・以下、私の推論だが、
・TVや携帯などのアンテナの設計では、電磁波を効率良く吸収するために、
受信したい電波の波長にと共振(共鳴)するようにサイズとインピーダンスを合わせるが、
クロロフィルの構造も同じだろうと考えたい。
・光(赤外線~紫外線)の波長の範囲は広いのでクロロフィルの構造は興味深い、
調べてみると構造は何種類もあり、共振する波長がことなるのは当然だが、
・たぶん、できるだけ電磁波エネルギーを吸収できる構造に変化(成長・増殖)していると思う、
・γ線の波長はpm(ピコ)でクロロフィルの最少受光部はμm(ミクロン)と1000倍だが、
受光部の間隔が波長の整数倍になれば共鳴はあり得ると思う。
γ線でも核種によって波長は異なるがCs放射線環境で増殖すれば、それに合わせていく、
従って光合成細菌を外部から散布して低減させるのではなく、
その細菌を元菌として土中で増殖する光合成細菌に効率的な吸収機能が生まれる。
果たして本当なのだろうか?
(3) 光合成のメカニズム
福岡大学の機能生物学研究室には光合成のメカニズムについて詳しく載っている
(4) 理解を助けてくれる映像
独立法人科学技術振興機構サイエンスチャンネルサイトに色素タンパク質が持つエネルギー変換システム映像があるので、上記「光合成」が少しはイメージできる
(4) 光合成細菌の培養
・農文協から「農家が教える光合成細菌」という本がある
・この実験において、プランターの土にたくさんの光合成細菌を増やすのが目的だ、
・さらに、大量に培養して、私の菜園にも活用しようというものだ
材料は、光合成細菌の元菌、海藻エキス、アミノ酸・・・
・特に「海藻エキス」は、光合成細菌の増殖が促進され、細菌の密度も濃くなるという、
これが本日入荷したので、さっそくアミノ酸と共にプランターに7/30に散布した。
go
投稿数: 125
引き続き放射線量を観察しており、変化の流れを視覚的に捉えるためにグラフ化してみた。
・土壌表面の線量は順調に下がりはじめたものの、30日目頃をピークにして少し戻りはじめ、
-6%近辺で安定している
・プランター底面の放射線量は+-間を緩やかにの変化していることは複雑なメカニズムがありそうだが、
実験が終わるころには因果関係が少しは推測できるかと思う。
前スレ報告(~7/30)のその後に、
・光合成細菌が増えるとされる海藻エキスを散布し、
・別のエサも入れてみたが、
表面線量は下がる気配が全くないようだ、
底面線量の方は、実験その1と同様、迷走しているようで、理由が分からない。
しかし、経緯をグラフにしてみたら、いろんな想像が湧いてきます。
例えば、誰もが疑う『空間線量の変動の仕業ではないのか?』ということ。
そこで、岩手環境放射線モニタリング情報のリアルタイムな空間放射線のグラフを私の実験グラフに並べて対比してみた。
・期間は、7/1~本日8/6
・場所は2か所;私(矢巾町)の北方角・盛岡市と南方角・花巻市
放射線の変化に注目すると、
・空間線量の強度変化は、私の実験データ解析の線量変化には目立った影響はないことが分かる。
・特に空間放射能からモロに影響を受けるだろうと思われる「土壌表面」は全く影響を受けて
ないばかりか、全く独自の動きをしている。
・「プランター底面」の方は、空間線量の強さに多少影響されているフシも見受けられるが、
逆の大きな変化も見受けられる。
ここでハッキリ言えることは、
プランターの中では、時間経過にともない、間違いなく放射線量を変化させる「何か」が起きていることだ!
・植物の葉や光合成細菌のクロロフィルが光や放射線エネルギーを吸収するのは分かるが、
・植物と共生するマイクロバイオームの何かが放射能の挙動に関係しているのかも知れない。
なお土壌表面の放射線量では
・30日目までは急激に下がりはじめている、
・ところが、突然下がりが止まってしまった、
・そして5%ほどまで下がって安定している
いったい何が起こっているのだろうか?
そこで再度、土壌表面の放射線量を-10%以上どこまで下げれるか、を試行錯誤していくことにする。
ps。参考までに空間線量のランダム性について---------------------------------
以前、放射線測定器を入手したとき、放射能崩壊タイミングのランダム性に悩まされた。
一回の測定では定まらない、いったい何回測定して平均したらいいのだろうかという課題である、
2種のグラフに作っても、頭を抱えたことがあった。
・左は、線量計の表示そのもの(Radi1000は直前60秒の平均値を表示する仕様)、
・右は、平均する前の瞬時値(10秒間の値)を逆算で求めたものを併記したもの
・県の「環境放射線モニタリングシステム観測値」では観測データが平均処理(単純平均処理)されているという。
・計測器からは1分単位でデータがあがってくる
・それを10分単位で平均し、更に1時間単位で平均し、更に1日単位で平均する
私の実験での実測は、
・測定機器仕様では、内部で10秒単位で計った値を、その直前6回分(60秒)を単純平均して
10秒毎に表示されたデータを23回記帳し、最初の3回は立ち上がりなので捨て、
後半20回をexcelに入力して単純平均している。
このことを前提として私の実験データ・分析データを見て欲しい。
・県の空間放射線を観察すると、雨の日や強い雨の日ほど線量は高い値になっている、
・私は、雨が強い時間を避けて測定していた(単に雨に当たるのが嫌なだけの理由なのだが)
今思えば、空中線量があまり高くない時間帯であったのは幸いしている、
・しかし私は実験での空間線量は県公開の観測値とは何かが違うように感じている、それは、
・私が時おり計る上空線量ってものがあるが、
これは厚さ5cm鉛で底面・側面を囲った中に測定器を入れて計るのだが、
このことで周囲から飛び込んでくる放射線を完全にシャットアウトでき、
上空からだけ(トタン屋根小屋の一部を含む)のを計っているのだが、
実験データが前日より目立って高い時がある時は、参考までに上空線量を計っている、
しかし曇りや小雨の日にも関わらず、放射線量が必ずしも高くなっていないのだ、
せいぜい1.5nSv程度であり、標準偏差の範囲内である。
・私の実験対象物の測定データの背景を列記してみると、
・プランター底面は測定器を鉛で囲った状態で125nSv前後だから、
上空線量の変化は無視できると思うし、
・土壌表面では周りから飛び込んでくる放射線も含めて360~400nSvであるが、
私の畑での空間線量は35nSv前後で大きくは変化していないので、
求める分析データ・変化率にはさほど影響しないと考えられる、
つまり、私が求める変化率は長期間1か月以上の流れを観察するもので、
県の1年以上にわたる月間平均線量はほとんど変わっていなことも鑑みると、
つまり、私の実験の1か月間を通した測定の大きな変化・傾向には、日々の空間線量の変化増減はほとんど反映されていない、と考えることができる。
・土壌表面の線量は順調に下がりはじめたものの、30日目頃をピークにして少し戻りはじめ、
-6%近辺で安定している
・プランター底面の放射線量は+-間を緩やかにの変化していることは複雑なメカニズムがありそうだが、
実験が終わるころには因果関係が少しは推測できるかと思う。
前スレ報告(~7/30)のその後に、
・光合成細菌が増えるとされる海藻エキスを散布し、
・別のエサも入れてみたが、
表面線量は下がる気配が全くないようだ、
底面線量の方は、実験その1と同様、迷走しているようで、理由が分からない。
しかし、経緯をグラフにしてみたら、いろんな想像が湧いてきます。
例えば、誰もが疑う『空間線量の変動の仕業ではないのか?』ということ。
そこで、岩手環境放射線モニタリング情報のリアルタイムな空間放射線のグラフを私の実験グラフに並べて対比してみた。
・期間は、7/1~本日8/6
・場所は2か所;私(矢巾町)の北方角・盛岡市と南方角・花巻市
放射線の変化に注目すると、
・空間線量の強度変化は、私の実験データ解析の線量変化には目立った影響はないことが分かる。
・特に空間放射能からモロに影響を受けるだろうと思われる「土壌表面」は全く影響を受けて
ないばかりか、全く独自の動きをしている。
・「プランター底面」の方は、空間線量の強さに多少影響されているフシも見受けられるが、
逆の大きな変化も見受けられる。
ここでハッキリ言えることは、
プランターの中では、時間経過にともない、間違いなく放射線量を変化させる「何か」が起きていることだ!
・植物の葉や光合成細菌のクロロフィルが光や放射線エネルギーを吸収するのは分かるが、
・植物と共生するマイクロバイオームの何かが放射能の挙動に関係しているのかも知れない。
なお土壌表面の放射線量では
・30日目までは急激に下がりはじめている、
・ところが、突然下がりが止まってしまった、
・そして5%ほどまで下がって安定している
いったい何が起こっているのだろうか?
そこで再度、土壌表面の放射線量を-10%以上どこまで下げれるか、を試行錯誤していくことにする。
ps。参考までに空間線量のランダム性について---------------------------------
以前、放射線測定器を入手したとき、放射能崩壊タイミングのランダム性に悩まされた。
一回の測定では定まらない、いったい何回測定して平均したらいいのだろうかという課題である、
2種のグラフに作っても、頭を抱えたことがあった。
・左は、線量計の表示そのもの(Radi1000は直前60秒の平均値を表示する仕様)、
・右は、平均する前の瞬時値(10秒間の値)を逆算で求めたものを併記したもの
・県の「環境放射線モニタリングシステム観測値」では観測データが平均処理(単純平均処理)されているという。
・計測器からは1分単位でデータがあがってくる
・それを10分単位で平均し、更に1時間単位で平均し、更に1日単位で平均する
私の実験での実測は、
・測定機器仕様では、内部で10秒単位で計った値を、その直前6回分(60秒)を単純平均して
10秒毎に表示されたデータを23回記帳し、最初の3回は立ち上がりなので捨て、
後半20回をexcelに入力して単純平均している。
このことを前提として私の実験データ・分析データを見て欲しい。
・県の空間放射線を観察すると、雨の日や強い雨の日ほど線量は高い値になっている、
・私は、雨が強い時間を避けて測定していた(単に雨に当たるのが嫌なだけの理由なのだが)
今思えば、空中線量があまり高くない時間帯であったのは幸いしている、
・しかし私は実験での空間線量は県公開の観測値とは何かが違うように感じている、それは、
・私が時おり計る上空線量ってものがあるが、
これは厚さ5cm鉛で底面・側面を囲った中に測定器を入れて計るのだが、
このことで周囲から飛び込んでくる放射線を完全にシャットアウトでき、
上空からだけ(トタン屋根小屋の一部を含む)のを計っているのだが、
実験データが前日より目立って高い時がある時は、参考までに上空線量を計っている、
しかし曇りや小雨の日にも関わらず、放射線量が必ずしも高くなっていないのだ、
せいぜい1.5nSv程度であり、標準偏差の範囲内である。
・私の実験対象物の測定データの背景を列記してみると、
・プランター底面は測定器を鉛で囲った状態で125nSv前後だから、
上空線量の変化は無視できると思うし、
・土壌表面では周りから飛び込んでくる放射線も含めて360~400nSvであるが、
私の畑での空間線量は35nSv前後で大きくは変化していないので、
求める分析データ・変化率にはさほど影響しないと考えられる、
つまり、私が求める変化率は長期間1か月以上の流れを観察するもので、
県の1年以上にわたる月間平均線量はほとんど変わっていなことも鑑みると、
つまり、私の実験の1か月間を通した測定の大きな変化・傾向には、日々の空間線量の変化増減はほとんど反映されていない、と考えることができる。
go
投稿数: 125
実験その2では、空間線量を無視して経過を観察してきたその理由は、
・目的とする指標は「起点からの変化率」であること
・僅かにしか変化しない空間線量は実測データに比してかなり小さいこと
・毎回空間線量を計る手間が惜しかったこと(←無精)
しかし、岩手県・環境放射線モニタリング観測値サイトには10分単位での空間線量値が公開されており、
詳しく見てみると、空間線量は雨の強い日には高く、雨が止んでも晴れていても翌日へ影響が
続いていることも数値的にもわかってきた。
そこで、実験による変化率は「空間放射線の影響であろう」という疑念を払拭するためにも、
公表されている空間線量の値を当実験の分析表に加味することとした。その方法は、
・実験の起点日時分の空間線量は21nSvなので、
・その値を実験測定日時分の空間線量との差分を新たな表に入力し、
・毎日測定する放射線量平均値から差引いて当該日の「平均線量値」とした。
これを元に、これまでの分析方法と同じく、
移動平均 → 自然半減崩壊値で補正 → 起点方の変化率
を求め、その変化率をグラフ化した。
空間線量を組に込まないグラフと比較していただきたい、
・変化パターンはほとんど変わらないこと、
が分かる。
改めて注目していきたいことは
・「土壌表面の放射線量」の変化・傾向である、
プランター内部の何らかの自然現象として放射線量が低下していることが認められる。
・また「プランター底面の放射線」の変化・傾向についても、空間線量の変動の影響ではなく、
放射能崩壊(放射線発生)のランダム性もでもなく、
これもプランター内部の何らかの自然現象を示唆している。
これらの自然現象は、何なのか? なぜ起こるのか?
引き続き実験を継続していきます。
・目的とする指標は「起点からの変化率」であること
・僅かにしか変化しない空間線量は実測データに比してかなり小さいこと
・毎回空間線量を計る手間が惜しかったこと(←無精)
しかし、岩手県・環境放射線モニタリング観測値サイトには10分単位での空間線量値が公開されており、
詳しく見てみると、空間線量は雨の強い日には高く、雨が止んでも晴れていても翌日へ影響が
続いていることも数値的にもわかってきた。
そこで、実験による変化率は「空間放射線の影響であろう」という疑念を払拭するためにも、
公表されている空間線量の値を当実験の分析表に加味することとした。その方法は、
・実験の起点日時分の空間線量は21nSvなので、
・その値を実験測定日時分の空間線量との差分を新たな表に入力し、
・毎日測定する放射線量平均値から差引いて当該日の「平均線量値」とした。
これを元に、これまでの分析方法と同じく、
移動平均 → 自然半減崩壊値で補正 → 起点方の変化率
を求め、その変化率をグラフ化した。
空間線量を組に込まないグラフと比較していただきたい、
・変化パターンはほとんど変わらないこと、
が分かる。
改めて注目していきたいことは
・「土壌表面の放射線量」の変化・傾向である、
プランター内部の何らかの自然現象として放射線量が低下していることが認められる。
・また「プランター底面の放射線」の変化・傾向についても、空間線量の変動の影響ではなく、
放射能崩壊(放射線発生)のランダム性もでもなく、
これもプランター内部の何らかの自然現象を示唆している。
これらの自然現象は、何なのか? なぜ起こるのか?
引き続き実験を継続していきます。
go
投稿数: 125
「実験その1」では底面だけの測定だったが、放射線量の緩やかな変化を概観すると、、
・放射線特有のランダム性とは違う動きだ
・空間放射線の影響とも違う動きだった。
しかし「実験その2」では、「プランター底面」だけでなく「土壌表面」も同時に測定したが、
このことで、これまでの常識とされていた
・γ線の透過力は非常に強いため、微生物ごときで減衰するはずがない
・いかなる温度・圧力・電磁場・化学反応を加えても、放射能の崩壊速度(半減期)は変わらない、
ということであったが、目を疑いたくなるような不思議な現象が起こっているのだ。
たかがプランターの一種類の草と微生物の世界だが、
「放射線を変化させる何か」が確実に起こっている!
放射線量の細部の変化に焦点を当ててみよう、
① 表面測定で、放射線が下降する原因は何んだろうか?
② 表面測定で、放射線の下降が止まって上昇に反転したが、何が起こったのだろうか?
③ 表面測定で、放射線が安定した期間があるが、この意味は何なのか?
④ 底面測定でも、放射線が下降しているが、 ①とは異なる変化を示しているのは何故か?
⑤ 底面測定で、放射線が起点よりなぜ高くなるのか?
これまでも、微生物と放射能に感Sる情報をネットで調べてきていたが、いろんな説が見受けられる、
(a)乳酸菌が撒くと放射能が低減する
(b)Csが光合成細菌や糸状菌の細胞に取りこまれて放射能が低減する
(c)光合成細菌が放射能の崩壊を早める
(d)放射線(γ線)が光合成のために吸収され減衰する
などというものだが、
私の実験とグラフをみると、これら諸説の信ぴょう性が浮上してくるのだ、
みな正しいのではないか? 諸説が同時に複雑に絡み合って発現している可能性がありそうなのだ!?
-----------------------------------------------------------------------------------
①(土壌表面で線量が下がる要因は何か?)に関しての推測
・光合成細菌は、光合成のために放射線(γ線:電磁波)エネルギーを吸収する、吸収された分が減衰するのは当然のこと。
・γ線の波長は光合成タンパクの大きさよりはるかに短いが、光合成細菌は、受光要素の間隔や
変換された電子エネルギーの伝搬増幅に関わる電気的インピーダンスが放射線電磁波に
共振(共鳴=吸収極大化)しやすいよう順応しながら増殖していると思われる。
・実験開始13日目頃から土壌表面の放射線は下がり始めたのは、土壌の表面に近くに光合成細菌が
時間経過とともに集まって(増殖して)いることを意味していると思われる
・それとも単に崩壊が抑制されたのか?
だがこれは考えにくい、底面の放射線量はあまり変化していないからだ。
・重要なことは、放射線が10%近くも低下している事実である、放射線吸収説を支持したい。
②(土壌表面で線量が反転して下降)に関しての推測
・何らかの原因で光合成細菌の増殖が止まり、細菌の密度が下がったのかも知れない、
・あるいは、同時並行的に、崩壊が早まったこと(放射線が増加)も加わった、とも考えられる。
③(土壌表面で線量が横ばい)に関しての推測
・放射線の吸収量と増加量が-6%近辺で均衡しているようにも思える
・しかし放射能(Bqレベル)そのものが減ったとは結論できない、底面値は劇的には変わってないからだ。
④(プランター底面で線量が下がる)に関しての推測
・①と同じ放射線が吸収されているようだが、
下がる量が0~2%と少ないのは、土中深くでは光合成細菌の密度は高くないからだと思う、
・気にあるのは線量値の変動が吸収だけでは説明できない何かがあるように思える、
放射線の吸収と崩壊の加速が同時に起こっていて、増減が拮抗しているとも考えられる。
⑤(起点より線量が高くなる)に関しての推測
・放射線特有のランダム性などは、私の多層分析処理によって薄れているはずだ。
・測定値連続20回データを平均している
・測定日時の空間線量の変動分を補正している
・直前7回(日)の移動平均により変動はフィルタリングされている
・従って、崩壊加速(=半減期短縮)説も現実味を帯びてくる。
・なお、起点として計算した放射線量値が低めなのではないか、との反論はありそうだが、
↑↑後日、基準値には、実験開始時点で既に放射線量が6%ほど下がっていたことが判明した。
(詳しくは「放射能低減実験その2/後半の実験報告」を)
・土壌表面の明確な放射線量の低減現象は、プランター底面でもあり得るので、
その低減を打ち消すような放射線増加がおこっていることは間違いなさそうである、
・土壌表面の変化とプランター底面の変化を対比しながら更なるデータを積み重ねていきたい。
----------------------------------------------------------------------------
以上を総合すると、
◆ 放射線(γ線)エネルギーの一部は光合成細菌により吸収され、その分放射線量は減衰する(放射線量Svの低下)
◆ 微生物叢の何らかの働きにより、放射能の崩壊が早まっている(放射線量Svの上昇)
ということが明らかになりつつある。
引き続き、「放射線量をもっと下げる方法」を模索していく。
・放射線特有のランダム性とは違う動きだ
・空間放射線の影響とも違う動きだった。
しかし「実験その2」では、「プランター底面」だけでなく「土壌表面」も同時に測定したが、
このことで、これまでの常識とされていた
・γ線の透過力は非常に強いため、微生物ごときで減衰するはずがない
・いかなる温度・圧力・電磁場・化学反応を加えても、放射能の崩壊速度(半減期)は変わらない、
ということであったが、目を疑いたくなるような不思議な現象が起こっているのだ。
たかがプランターの一種類の草と微生物の世界だが、
「放射線を変化させる何か」が確実に起こっている!
放射線量の細部の変化に焦点を当ててみよう、
① 表面測定で、放射線が下降する原因は何んだろうか?
② 表面測定で、放射線の下降が止まって上昇に反転したが、何が起こったのだろうか?
③ 表面測定で、放射線が安定した期間があるが、この意味は何なのか?
④ 底面測定でも、放射線が下降しているが、 ①とは異なる変化を示しているのは何故か?
⑤ 底面測定で、放射線が起点よりなぜ高くなるのか?
これまでも、微生物と放射能に感Sる情報をネットで調べてきていたが、いろんな説が見受けられる、
(a)乳酸菌が撒くと放射能が低減する
(b)Csが光合成細菌や糸状菌の細胞に取りこまれて放射能が低減する
(c)光合成細菌が放射能の崩壊を早める
(d)放射線(γ線)が光合成のために吸収され減衰する
などというものだが、
私の実験とグラフをみると、これら諸説の信ぴょう性が浮上してくるのだ、
みな正しいのではないか? 諸説が同時に複雑に絡み合って発現している可能性がありそうなのだ!?
-----------------------------------------------------------------------------------
①(土壌表面で線量が下がる要因は何か?)に関しての推測
・光合成細菌は、光合成のために放射線(γ線:電磁波)エネルギーを吸収する、吸収された分が減衰するのは当然のこと。
・γ線の波長は光合成タンパクの大きさよりはるかに短いが、光合成細菌は、受光要素の間隔や
変換された電子エネルギーの伝搬増幅に関わる電気的インピーダンスが放射線電磁波に
共振(共鳴=吸収極大化)しやすいよう順応しながら増殖していると思われる。
・実験開始13日目頃から土壌表面の放射線は下がり始めたのは、土壌の表面に近くに光合成細菌が
時間経過とともに集まって(増殖して)いることを意味していると思われる
・それとも単に崩壊が抑制されたのか?
だがこれは考えにくい、底面の放射線量はあまり変化していないからだ。
・重要なことは、放射線が10%近くも低下している事実である、放射線吸収説を支持したい。
②(土壌表面で線量が反転して下降)に関しての推測
・何らかの原因で光合成細菌の増殖が止まり、細菌の密度が下がったのかも知れない、
・あるいは、同時並行的に、崩壊が早まったこと(放射線が増加)も加わった、とも考えられる。
③(土壌表面で線量が横ばい)に関しての推測
・放射線の吸収量と増加量が-6%近辺で均衡しているようにも思える
・しかし放射能(Bqレベル)そのものが減ったとは結論できない、底面値は劇的には変わってないからだ。
④(プランター底面で線量が下がる)に関しての推測
・①と同じ放射線が吸収されているようだが、
下がる量が0~2%と少ないのは、土中深くでは光合成細菌の密度は高くないからだと思う、
・気にあるのは線量値の変動が吸収だけでは説明できない何かがあるように思える、
放射線の吸収と崩壊の加速が同時に起こっていて、増減が拮抗しているとも考えられる。
⑤(起点より線量が高くなる)に関しての推測
・放射線特有のランダム性などは、私の多層分析処理によって薄れているはずだ。
・測定値連続20回データを平均している
・測定日時の空間線量の変動分を補正している
・直前7回(日)の移動平均により変動はフィルタリングされている
・従って、崩壊加速(=半減期短縮)説も現実味を帯びてくる。
・
↑↑後日、基準値には、実験開始時点で既に放射線量が6%ほど下がっていたことが判明した。
(詳しくは「放射能低減実験その2/後半の実験報告」を)
・土壌表面の明確な放射線量の低減現象は、プランター底面でもあり得るので、
その低減を打ち消すような放射線増加がおこっていることは間違いなさそうである、
・土壌表面の変化とプランター底面の変化を対比しながら更なるデータを積み重ねていきたい。
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以上を総合すると、
◆ 放射線(γ線)エネルギーの一部は光合成細菌により吸収され、その分放射線量は減衰する(放射線量Svの低下)
◆ 微生物叢の何らかの働きにより、放射能の崩壊が早まっている(放射線量Svの上昇)
ということが明らかになりつつある。
引き続き、「放射線量をもっと下げる方法」を模索していく。
go
投稿数: 125
前スレッド【なぜ放射線量は変化するのか?】の図表に対して、分析指標を若干改善した。
● フランター底面測定平均値に対して空間線量補正を全くしていなかったので補正することにした。
・補正する値は、空間線量の起点時線量との差の0.3倍とした。
0.3倍とした根拠は、
プランター底面の測定方法は鉛ブロックで下方と四方を囲っているため、
空間線量のうち上方方向からだけの放射線しか拾わない。
2011/12以降いろんな場所や日時に放射線量を観察してきた経験から、
上空値は空間線量の0.3倍前後であったからだ。
・なお、土壌表面に対しては、モロに空間線量をも拾うので1.0倍としている。
● 移動平均の係数に重みを付けた
・これまで移動平均は、前6回+当日の直前計7回の重みなしで平均した理由は、
1件につき連続20データ平均ではあるものの、それでも若干のブレは仕方ないため、
そのブレを取り除く(フィルタリングする)必要があったからだ。
・しかし実験分析の最終目的である「微生物による変化」が明瞭に確認できるレベルのものなので
もう少し日々の変化も読み取れりようなフィルタリングに修正すべきと考えた。
・今回修正した移動平均の重み係数は次のとおり、
(前6回~本日)1.0、1.2、1.4、1.6、1.8、2.0、2.2
この直近のデータを若干重視することで、変化が少しシャープになった。
● フランター底面測定平均値に対して空間線量補正を全くしていなかったので補正することにした。
・補正する値は、空間線量の起点時線量との差の0.3倍とした。
0.3倍とした根拠は、
プランター底面の測定方法は鉛ブロックで下方と四方を囲っているため、
空間線量のうち上方方向からだけの放射線しか拾わない。
2011/12以降いろんな場所や日時に放射線量を観察してきた経験から、
上空値は空間線量の0.3倍前後であったからだ。
・なお、土壌表面に対しては、モロに空間線量をも拾うので1.0倍としている。
● 移動平均の係数に重みを付けた
・これまで移動平均は、前6回+当日の直前計7回の重みなしで平均した理由は、
1件につき連続20データ平均ではあるものの、それでも若干のブレは仕方ないため、
そのブレを取り除く(フィルタリングする)必要があったからだ。
・しかし実験分析の最終目的である「微生物による変化」が明瞭に確認できるレベルのものなので
もう少し日々の変化も読み取れりようなフィルタリングに修正すべきと考えた。
・今回修正した移動平均の重み係数は次のとおり、
(前6回~本日)1.0、1.2、1.4、1.6、1.8、2.0、2.2
この直近のデータを若干重視することで、変化が少しシャープになった。
go
投稿数: 125
ようやく微生物による放射線量の低減方法が見えてきたので、8/20現在までに分かったことを報告する。
● まず最初に反省・考察し直しだ
・実験開始後、13日目ころから土壌表面の放射線量は、順調かつ急速に下がってきたが、
・31日目から低下が急にストップし、逆に反転してしまったのは何故だろうか?
ということなどの原因をも解明しなければならない。
● 光合成細菌だけで放射線量を下げるのには限界がある
これまでは、主に光合成細菌をいかに増やすかに、腐心してきた。
・光合成細菌のエサとしての良質のアミノ酸
・光合成細菌の密度を上げるための海藻エキス
・光合成の主要なミネラルであるマグネシウム
・微量元素が含まれている自然塩
・など・・・。
しかし、41日目以降、海藻エキスやアミノ酸を増強しても、あまり低減変化はできなかった。
EM3以外の光合成細菌商品を購入して試してもみたが、あまり変化は見られなかった。
● 酵母菌が重要な働きをしていることが分かった
そこで、糖蜜を与えてみたら、僅かだが明確な変化が出てきた。
(・光合成細菌はエサとして糖分は必要としない、有機物と二酸化炭素があれば増える、
・そして糖分やアミノ酸などを産生し、他の微生物のエサを提供する)
この段階で、酵母菌の働きが重要であることを思い出したのだ。 酵母菌は、
・糖分をエサとして、様々な有用物質を産生し微生物叢を豊かにするが、
二酸化炭素を排出するのである。
・二酸化炭素は光合成細菌の増殖には不可欠なものであるが、空気中に多量にある訳だから、
酵母菌からの二酸化炭素を必要とするのか?との疑問がある・・・、
やはり、酵母菌の産生するアミノ酸などの有用物質が多様な微生物叢が豊かになり、
そのような環境になったことで、光合成細菌も一段と活発化した、と考えたい。
ということで、酵母菌の増殖を加速するため、酵母が多く含まれる甘酒を加えてみたら、
この処方は的中した、スグに放射線量は目に見えるかたちで下がりはじめたのだ。
しかし、この喜びも束の間、52・53日目で変化が止まって、再び逆転してしまった。
そこで更に考えた、これは酵母菌が増え過ぎて糖分が不足したのではないか、と。
そこで今度は、もっと酵母菌の密度を高めようと、酵母発酵液を作ることにした。
・原材料は、水、糖蜜、甘酒、EM1
・そしてイースト菌を加えると、半日で発酵が盛んになることは分かっていた。
・なお、ペットボトルをキャップを緩めると空気に触れ酵母は盛んに発酵する。
なお、夏場の常温だと、どうしても乳酸発酵が先に進むため、酵母が十分に発酵する前に
糖分が消費されてしまうので、冷蔵庫に入れて酵母発酵を優先させた。
そして、この発酵(途上の)液+少量の糖蜜を53日に散布したら、
案の定、翌日の54と55回目で、
ぐんぐんと放射線量が下がっていったのだった。(上のグラフは、この段階でのものである)
● 放射線量の減少の限界を知りたくなった、どこまで下げれるんだろうか?
これまでの反省と考察から、次のことに配慮していきたい。
・糖分は絶対に欠かさないこと。
一たび糖分が欠乏すると、酵母菌は増えないどころか死滅してしまうものらしい、
すべて死滅してから慌てて糖分を投入してもダメ、はじめからやり直す必要がある。
・土壌の水分が少なくなると微生物の活性度が落ちるので、水分は欠かさないこと。
プランター土壌の水分を飽和状態にしたいために、
プランター底の穴から水が僅かにこぼれ程度を目安にする。
受け皿に溜まった水はプランターに戻せる。
・光合成細菌のエサも欠かせないので、適時にアミノ酸や海藻エキスを与える。
・たまには米ぬかボカシの土壌表面散布も必要と思われる。
・光合成細菌はじめ他の微生物叢を豊かになるし、
・土壌表面はヒメイワダレ草でびっしり覆われているけど、乾燥を抑えることにもなるし、
・ボカシに糸状菌が増えて表面を覆ってくれる。
糸状菌は放射能物質を細胞内に取りこむことが知られているので、
放射能の崩壊を早める働きに影響している可能性もある。
などなど・・・。
● 「放射線の増加(=崩壊加速説)」の追究
既に、崩壊加速説を匂わせる現象(25~35日目の土壌表面とプランター底面の比較)に注目してみると、
・表面放射線は低減しているのに、底面放射線の方は上昇している、という点だ。
・光合成細菌が増え続けているのなら、底面方放射線だって増えているハズだが、
実際は逆の結果になっている。
つまり光合成細菌の「放射線吸収説」だけでは説明つかない・・・
・それは「放射能の崩壊加速説」も並行して起こっていると考えると辻褄が合う、
・つまり、表面も底面も、放射線は起点よりも増えていたのではないか、ということだ。
・土壌表面では、放射線が増えた量以上に吸収の量が大きかったので結果は下がって見えた、
・一方、底面では、放射線の増えた量と吸収した量とは拮抗していたので、
下がり方が少なく、時には起点よりも多くなり、行ったり来たりしているなど、
微妙なバランスなかで、その差だけが放射線量として計測されていたのだ、と。
・このような現象は、50~55日目でも起こっている。
土壌表面を見る限り「放射線吸収説」は明らかなので、その逆の動きである「崩壊加速説」が浮上してくる。
この崩壊説の追究こそが、本実験の目的になりそうだ。
● まず最初に反省・考察し直しだ
・実験開始後、13日目ころから土壌表面の放射線量は、順調かつ急速に下がってきたが、
・31日目から低下が急にストップし、逆に反転してしまったのは何故だろうか?
ということなどの原因をも解明しなければならない。
● 光合成細菌だけで放射線量を下げるのには限界がある
これまでは、主に光合成細菌をいかに増やすかに、腐心してきた。
・光合成細菌のエサとしての良質のアミノ酸
・光合成細菌の密度を上げるための海藻エキス
・光合成の主要なミネラルであるマグネシウム
・微量元素が含まれている自然塩
・など・・・。
しかし、41日目以降、海藻エキスやアミノ酸を増強しても、あまり低減変化はできなかった。
EM3以外の光合成細菌商品を購入して試してもみたが、あまり変化は見られなかった。
● 酵母菌が重要な働きをしていることが分かった
そこで、糖蜜を与えてみたら、僅かだが明確な変化が出てきた。
(・光合成細菌はエサとして糖分は必要としない、有機物と二酸化炭素があれば増える、
・そして糖分やアミノ酸などを産生し、他の微生物のエサを提供する)
この段階で、酵母菌の働きが重要であることを思い出したのだ。 酵母菌は、
・糖分をエサとして、様々な有用物質を産生し微生物叢を豊かにするが、
二酸化炭素を排出するのである。
・二酸化炭素は光合成細菌の増殖には不可欠なものであるが、空気中に多量にある訳だから、
酵母菌からの二酸化炭素を必要とするのか?との疑問がある・・・、
やはり、酵母菌の産生するアミノ酸などの有用物質が多様な微生物叢が豊かになり、
そのような環境になったことで、光合成細菌も一段と活発化した、と考えたい。
ということで、酵母菌の増殖を加速するため、酵母が多く含まれる甘酒を加えてみたら、
この処方は的中した、スグに放射線量は目に見えるかたちで下がりはじめたのだ。
しかし、この喜びも束の間、52・53日目で変化が止まって、再び逆転してしまった。
そこで更に考えた、これは酵母菌が増え過ぎて糖分が不足したのではないか、と。
そこで今度は、もっと酵母菌の密度を高めようと、酵母発酵液を作ることにした。
・原材料は、水、糖蜜、甘酒、EM1
・そしてイースト菌を加えると、半日で発酵が盛んになることは分かっていた。
・なお、ペットボトルをキャップを緩めると空気に触れ酵母は盛んに発酵する。
なお、夏場の常温だと、どうしても乳酸発酵が先に進むため、酵母が十分に発酵する前に
糖分が消費されてしまうので、冷蔵庫に入れて酵母発酵を優先させた。
そして、この発酵(途上の)液+少量の糖蜜を53日に散布したら、
案の定、翌日の54と55回目で、
ぐんぐんと放射線量が下がっていったのだった。(上のグラフは、この段階でのものである)
● 放射線量の減少の限界を知りたくなった、どこまで下げれるんだろうか?
これまでの反省と考察から、次のことに配慮していきたい。
・糖分は絶対に欠かさないこと。
一たび糖分が欠乏すると、酵母菌は増えないどころか死滅してしまうものらしい、
すべて死滅してから慌てて糖分を投入してもダメ、はじめからやり直す必要がある。
・土壌の水分が少なくなると微生物の活性度が落ちるので、水分は欠かさないこと。
プランター土壌の水分を飽和状態にしたいために、
プランター底の穴から水が僅かにこぼれ程度を目安にする。
受け皿に溜まった水はプランターに戻せる。
・光合成細菌のエサも欠かせないので、適時にアミノ酸や海藻エキスを与える。
・たまには米ぬかボカシの土壌表面散布も必要と思われる。
・光合成細菌はじめ他の微生物叢を豊かになるし、
・土壌表面はヒメイワダレ草でびっしり覆われているけど、乾燥を抑えることにもなるし、
・ボカシに糸状菌が増えて表面を覆ってくれる。
糸状菌は放射能物質を細胞内に取りこむことが知られているので、
放射能の崩壊を早める働きに影響している可能性もある。
などなど・・・。
● 「放射線の増加(=崩壊加速説)」の追究
既に、崩壊加速説を匂わせる現象(25~35日目の土壌表面とプランター底面の比較)に注目してみると、
・表面放射線は低減しているのに、底面放射線の方は上昇している、という点だ。
・光合成細菌が増え続けているのなら、底面方放射線だって増えているハズだが、
実際は逆の結果になっている。
つまり光合成細菌の「放射線吸収説」だけでは説明つかない・・・
・それは「放射能の崩壊加速説」も並行して起こっていると考えると辻褄が合う、
・つまり、表面も底面も、放射線は起点よりも増えていたのではないか、ということだ。
・土壌表面では、放射線が増えた量以上に吸収の量が大きかったので結果は下がって見えた、
・一方、底面では、放射線の増えた量と吸収した量とは拮抗していたので、
下がり方が少なく、時には起点よりも多くなり、行ったり来たりしているなど、
微妙なバランスなかで、その差だけが放射線量として計測されていたのだ、と。
・このような現象は、50~55日目でも起こっている。
土壌表面を見る限り「放射線吸収説」は明らかなので、その逆の動きである「崩壊加速説」が浮上してくる。
この崩壊説の追究こそが、本実験の目的になりそうだ。
go
投稿数: 125
既に、土壌表面の放射線量低下の考察から放射線吸収説の信ぴょう性は確実であろうと述べた。
一方、放射能崩壊加速説については、その可能性を推測できる程度しか分からなかったが、
移動平均の重みづけを変えて変化を詳しく観察したら、崩壊加速説の信ぴょう性が一気に高まってきた。
以下、移動平均の重みづけ(フィルター)を変えながら考察してみたい。
なお、移動平均の重みづけ3種にてグラフを作った。
・移動平均(a):なし 重み係数{ 0,0,0,0,0,0,1 }
・移動平均(b):等差0.2 重み係数{1.0,1.2,1.4,1.6,1.8,2.0,2.2 }
・移動平均(d):等比2倍 重み係数{ 1,2,4,8,16,32,64 }
●下のグラフ移動平均(b)は、前回まで使ってきたグラフである。
・このグラフから分かることは、
土壌表面の放射線は確実に低下していることである。
・この低下は、偶然のものではなく、土壌の微生物叢を恣意的に操作した結果である。
特に光合成細菌の密度を高めるための処方の仕方によって明確に表れた結果である。
●次のグラフは、過去6日分を加えた移動平均ではなく、その日のデータだけをプロットしたものである。
注目したいのは「プランター底面の放射線の変動」である。
・一見すると、放射能崩壊のランダム性そのもののようにも見えるが、
・ジックリ観察してみると、「土壌表面の変動と極めて相関が高い」ことが読み取れる。
つまり、土壌表面の放射線量が下がると、少し遅れてプランター底面放射線量は上がりはじめる、
ということだ。
この相関関係を分かりやすくしたいがために、指数(2倍)重づけの移動平均グラフ↓を作ってみた↓
(指数重みづけの狙いは、測定日のバラつきを吸収しつつ、直近データを重視するもの)
●土壌表面とプランター底面の放射線量の挙動には、明らかな相関が見られる、つまり、
「土壌表面が下がりはじめると、(直前2日の重みが移動平均されるので)概ね1日後には、プランター底面が上がりはじめている」。
具体的なタイミングは次の通り、
・土壌表面9日目 → プランター底面11日目
・土壌表面13,14,15日目 → プランター底面15,16,17日目
・土壌表面20,21,22日目 → プランター底面20,21,22,23日目
・土壌表面24~30日目 → プランター底面25~31日目
・土壌表面33,24日目 → プランター底面34,35日目
・土壌表面37,38日目 → プランター底面37,38,39日目
・土壌表面40,41日目 → プランター底面42,43日目
・土壌表面48~51日目 → プランター底面49~52日目
・土壌表面54,55,56日目 → プランター底面55,56日目
このように、全期間のほぼ全ての大きな変動について明確な相関が認められる。
(このことは、「移動平均なしのグラフ」でなら、もっとハッキリ確認できる)
従って、プランター底面で観察される放射線の変動は、崩壊のランダム性ではなく、
微生物叢内の何らかの複数のメカニズムによるものと考えられる。
●以上を要約すると、
①土壌表面の放射線量の低下は、光合成細菌の密度が高まり放射線の吸収量が多くなったため、
透過した地表への放射線は減衰(低減)したものと考えられる(放射線吸収説)
②プランター底面の放射線量が時おり起点値を大きく超えるなどの変動は、
光合成細菌などの微生物叢の何らかの働きで放射能の崩壊が加速したと考えられる(放射能崩壊加速説)
③土壌表面の変動とプランター底面の変動は密接に相関していることから、
放射線吸収による放射線低減と放射能崩壊加速による放射線増加が同時に起こっている、
と考えられる。
--補足--------------------------------------------------------------------
PS. この実験での分析手法は、すでに述べたように、
・放射線測定データ連続20件の平均値(ランダム性平準化)を空間線量変動値で補正して
その日時分の放射線線量値Aとし、
・このAには実験開始からの放射能(半減期)崩壊による放射線量減少分が含まれているので、
別途計算にて実験開始時点からの放射線減少値Bを求め、Aに加算することで、
微生物叢だけの変化を表す「効果指標仮想線量」を導き、それをグラフ化したものである。
従って、グラフに表れた変動は、
「微生物叢の環境を外部操作することによって引き起こされた現象」なのである。
----------------------------------------------------------------------
さて、そろそろ、放射能低減(放射線吸収および放射能崩壊など)を、
別の視点からも確認すべく新たな実験に向っていきたい。
一方、放射能崩壊加速説については、その可能性を推測できる程度しか分からなかったが、
移動平均の重みづけを変えて変化を詳しく観察したら、崩壊加速説の信ぴょう性が一気に高まってきた。
以下、移動平均の重みづけ(フィルター)を変えながら考察してみたい。
なお、移動平均の重みづけ3種にてグラフを作った。
・移動平均(a):なし 重み係数{ 0,0,0,0,0,0,1 }
・移動平均(b):等差0.2 重み係数{1.0,1.2,1.4,1.6,1.8,2.0,2.2 }
・移動平均(d):等比2倍 重み係数{ 1,2,4,8,16,32,64 }
●下のグラフ移動平均(b)は、前回まで使ってきたグラフである。
・このグラフから分かることは、
土壌表面の放射線は確実に低下していることである。
・この低下は、偶然のものではなく、土壌の微生物叢を恣意的に操作した結果である。
特に光合成細菌の密度を高めるための処方の仕方によって明確に表れた結果である。
●次のグラフは、過去6日分を加えた移動平均ではなく、その日のデータだけをプロットしたものである。
注目したいのは「プランター底面の放射線の変動」である。
・一見すると、放射能崩壊のランダム性そのもののようにも見えるが、
・ジックリ観察してみると、「土壌表面の変動と極めて相関が高い」ことが読み取れる。
つまり、土壌表面の放射線量が下がると、少し遅れてプランター底面放射線量は上がりはじめる、
ということだ。
この相関関係を分かりやすくしたいがために、指数(2倍)重づけの移動平均グラフ↓を作ってみた↓
(指数重みづけの狙いは、測定日のバラつきを吸収しつつ、直近データを重視するもの)
●土壌表面とプランター底面の放射線量の挙動には、明らかな相関が見られる、つまり、
「土壌表面が下がりはじめると、(直前2日の重みが移動平均されるので)概ね1日後には、プランター底面が上がりはじめている」。
具体的なタイミングは次の通り、
・土壌表面9日目 → プランター底面11日目
・土壌表面13,14,15日目 → プランター底面15,16,17日目
・土壌表面20,21,22日目 → プランター底面20,21,22,23日目
・土壌表面24~30日目 → プランター底面25~31日目
・土壌表面33,24日目 → プランター底面34,35日目
・土壌表面37,38日目 → プランター底面37,38,39日目
・土壌表面40,41日目 → プランター底面42,43日目
・土壌表面48~51日目 → プランター底面49~52日目
・土壌表面54,55,56日目 → プランター底面55,56日目
このように、全期間のほぼ全ての大きな変動について明確な相関が認められる。
(このことは、「移動平均なしのグラフ」でなら、もっとハッキリ確認できる)
従って、プランター底面で観察される放射線の変動は、崩壊のランダム性ではなく、
微生物叢内の何らかの複数のメカニズムによるものと考えられる。
●以上を要約すると、
①土壌表面の放射線量の低下は、光合成細菌の密度が高まり放射線の吸収量が多くなったため、
透過した地表への放射線は減衰(低減)したものと考えられる(放射線吸収説)
②プランター底面の放射線量が時おり起点値を大きく超えるなどの変動は、
光合成細菌などの微生物叢の何らかの働きで放射能の崩壊が加速したと考えられる(放射能崩壊加速説)
③土壌表面の変動とプランター底面の変動は密接に相関していることから、
放射線吸収による放射線低減と放射能崩壊加速による放射線増加が同時に起こっている、
と考えられる。
--補足--------------------------------------------------------------------
PS. この実験での分析手法は、すでに述べたように、
・放射線測定データ連続20件の平均値(ランダム性平準化)を空間線量変動値で補正して
その日時分の放射線線量値Aとし、
・このAには実験開始からの放射能(半減期)崩壊による放射線量減少分が含まれているので、
別途計算にて実験開始時点からの放射線減少値Bを求め、Aに加算することで、
微生物叢だけの変化を表す「効果指標仮想線量」を導き、それをグラフ化したものである。
従って、グラフに表れた変動は、
「微生物叢の環境を外部操作することによって引き起こされた現象」なのである。
----------------------------------------------------------------------
さて、そろそろ、放射能低減(放射線吸収および放射能崩壊など)を、
別の視点からも確認すべく新たな実験に向っていきたい。
go
投稿数: 125
6月26日から始まった実験その②は、プランターの土を乾燥させて微生物の働きを抑えるとどうなるか?
という命題について追究してしてみた。 結論からいうと、
『土壌の微生物群の働きで放射線量を減らすことができる』ということが明白になった。
確実に減る、明瞭なデータが取れた、誰にでも簡単に減らせる、ということです エヘン
●実験の状況
(1)これまでの実験では、光合成細菌が存分に働けるような微生物叢の環境を整えることで、
汚染土壌から発するγ放射線量を低減させるきたことが明瞭に分かった。
低減のメカニズムは、光合成細菌によるγ線エネルギー吸収による「線量の減衰」にあった。
(2)土壌を乾燥したいが、見事に繁茂したヒメイワダレ草を処分しするのが忍びません・・。
散水もせず、自然に枯れるのをまったが、しぶといですね、なかなか萎れません、
しかし、それに伴って、大幅に減った放射線量がどんどん元に増えてきたのは予想通りだが、
土壌が自然に乾燥するまではのんびりは出来なかったので、草を刈り取ることにした。
しかし、この植物はシブトイですね、残った根から芽がでてくるのです。
しかし、放射線量の上昇傾向は止まりましたが、土壌の微生物は死んでないので、快晴日を待って、
9月18日の朝、最後の土壌測定を終えて、天日乾燥した。
天日乾燥は半日で終わったが、しかし微生物は完全に死滅したわけではないので、加熱殺菌することにし、
その日の午後後半、妻の視線を無視して、台所で中華鍋で焼いたね
焼く時間は一鍋2分程度で、微生物の細胞タンパクが破壊されるのは確かだが、
土壌に含まれる有機物も完全に破壊したいものの、炭化までは必要でないと思ったし、
煙とともに嫌な匂いも出る。 と、ま、これで、
土壌の微生物はほとんど死滅しただろうし、少なくとも光合成機能(光エネルギー吸収)は
完全に失っているとと考える。
(3)この焼いた土をプランターに戻し、翌日9月19日5時半、9時、14時、16時の計4回放射線量を計測し、
その平均値を出して、実験②のデータのグラフを作った。
さて、これまでの途中経過グラフについて、根本的な勘違いがあったので訂正します。
(a) 起点値とは、実験開始から最初の7日間の平均値をとったものである、つまり
「実験当初からすでに放射線は微生物群によって低減されている値」であったのだ、
今回加熱殺菌した値(紫色の線)が「汚染土壌が本来の姿(値)」であることが分かったので、
グラフの見方は、その紫線(汚染土の放射能)よりどの程度下にあるか(①の大きさ)が重要なことである、
つまり、『微生物群によって放射線がどれだけ減少しているのか』ということである。
(b) その視点でグラフ全体を概観すると、
・実験開始時点では、実験その1の時から働いている微生物群に加え、
新たに微生物叢づくりに役立つ資材をプラスした1週間後の起点とした放射線量は、
既に土壌の放射線量を6%ほど減少させていたのである。
以上で、実験その2のライブ的報告を終了する。
実験その2全体の考察は、新たなトピック 「放射線の低減に土壌微生物が関係する新たな知見」 にてUPします。
という命題について追究してしてみた。 結論からいうと、
『土壌の微生物群の働きで放射線量を減らすことができる』ということが明白になった。
確実に減る、明瞭なデータが取れた、誰にでも簡単に減らせる、ということです エヘン
●実験の状況
(1)これまでの実験では、光合成細菌が存分に働けるような微生物叢の環境を整えることで、
汚染土壌から発するγ放射線量を低減させるきたことが明瞭に分かった。
低減のメカニズムは、光合成細菌によるγ線エネルギー吸収による「線量の減衰」にあった。
(2)土壌を乾燥したいが、見事に繁茂したヒメイワダレ草を処分しするのが忍びません・・。
散水もせず、自然に枯れるのをまったが、しぶといですね、なかなか萎れません、
しかし、それに伴って、大幅に減った放射線量がどんどん元に増えてきたのは予想通りだが、
土壌が自然に乾燥するまではのんびりは出来なかったので、草を刈り取ることにした。
しかし、この植物はシブトイですね、残った根から芽がでてくるのです。
しかし、放射線量の上昇傾向は止まりましたが、土壌の微生物は死んでないので、快晴日を待って、
9月18日の朝、最後の土壌測定を終えて、天日乾燥した。
天日乾燥は半日で終わったが、しかし微生物は完全に死滅したわけではないので、加熱殺菌することにし、
その日の午後後半、妻の視線を無視して、台所で中華鍋で焼いたね
焼く時間は一鍋2分程度で、微生物の細胞タンパクが破壊されるのは確かだが、
土壌に含まれる有機物も完全に破壊したいものの、炭化までは必要でないと思ったし、
煙とともに嫌な匂いも出る。 と、ま、これで、
土壌の微生物はほとんど死滅しただろうし、少なくとも光合成機能(光エネルギー吸収)は
完全に失っているとと考える。
(3)この焼いた土をプランターに戻し、翌日9月19日5時半、9時、14時、16時の計4回放射線量を計測し、
その平均値を出して、実験②のデータのグラフを作った。
さて、これまでの途中経過グラフについて、根本的な勘違いがあったので訂正します。
(a) 起点値とは、実験開始から最初の7日間の平均値をとったものである、つまり
「実験当初からすでに放射線は微生物群によって低減されている値」であったのだ、
今回加熱殺菌した値(紫色の線)が「汚染土壌が本来の姿(値)」であることが分かったので、
グラフの見方は、その紫線(汚染土の放射能)よりどの程度下にあるか(①の大きさ)が重要なことである、
つまり、『微生物群によって放射線がどれだけ減少しているのか』ということである。
(b) その視点でグラフ全体を概観すると、
・実験開始時点では、実験その1の時から働いている微生物群に加え、
新たに微生物叢づくりに役立つ資材をプラスした1週間後の起点とした放射線量は、
既に土壌の放射線量を6%ほど減少させていたのである。
以上で、実験その2のライブ的報告を終了する。
実験その2全体の考察は、新たなトピック 「放射線の低減に土壌微生物が関係する新たな知見」 にてUPします。