放射線の測定/特質を探る
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すでに放射能対策と食について調査・研究しているなか、前理事長・今村が、
勉強会に参加された「三陸の海を守る会」の菅野事務局長から放射能測定器を借りてきた。
皆が嬉々としてアチコチを測定しては放射能の話題で盛り上がってときたき、
今村がコレ買うぞ!お金は出す、と言ってくれた。
さっそく2011/12/13に買いました。測定器は堀場製作所製、
・環境放射線モニタ Radi(PA-1000)
・ガンマ線のみが計れるシンチレーション方式
・デジタル4桁表示(測定範囲:0.001〜9.999μSv/h)
・相対指示誤差 ±10%以内(Cs-137基準値に対する誤差)
・方向特性 検出器の中心軸に対して縦横方向ともに±20%以内
・表示更新時間 10秒(60秒の移動平均値を10秒ごとに表示)
●Radi/放射線の特質を探る
まずは、下宿(木造2F建)各部屋の空間放射線量を測ってみた(12/14、計測5回)(以下単位はnSv)
・私の部屋2F 52〜55
・2Fの奥の部屋 58〜68
・食堂 64〜69
・1F奥の部屋 70〜76
・1F管理人室 49〜58
・1F玄関 58〜64
?なぜ、部屋によって放射線量が異なるのだろうか? 何度測っても差が出ます??
どうやら、舗装道路に面している部屋と地面が土の裏路地の違いのようである、
・放射能を含んだ雨水は舗装面は側溝に流れるので蓄積されにくく、
・土だと雨水は染みこんで蓄積されてされていくようだ。
そこで裏路地を測ってみたら、案の定、80〜90と高かった。
詳しく測ってみました(回数:23回の平均値と偏差)
・測定器の地方からの高さ:h=0,h=50cm,h=100cm
・測定器の向き:水平、上向き、下向き
・日時を変えて再び測ってみた
【測定してみた感触】
・h=100はh=0に比べて20%ほど低い
・水平と下向きの値に編著な差は見受けられない
・上向きの方が水平よりも10%ほど低い
そこで、測定回数を増やして平均値を求める必要があることが分かったが、
いったい何回までがよいのだろうか? 回数が少ない方が手際よくていいのだが・・・、
とりあえず 1〜6、1〜12、1〜18、1〜23の平均値を計算してみた、
・1〜6では少ないようだぞ
・1〜12では、まだ差がある場合もあった、
結局、1〜18回or23回がいいのかも知れない
それにしても変動がありすぎる・・・。
●そこで、空間放射線量はどのような時系変化になっているのだろうか?
これは私の部屋の計測データです、
138回(136x10秒=22.6分)測ってみた。
平均 53.24 nSv 、標準偏差 3.41
図を見るかぎり、変化は激しいです、ウネリがあるようだ・・・
●移動平均値(測定器の表示)ではなく瞬間の元データはどのように変化しているのだろうか?
別の日に200回強を測定し、瞬間値を調べてみよう。
Radiの表示方式は、
・過去の1分間(=6回表示)の平均値を表示している(いわゆる移動平均)であるから、
・直前5回の表示データから今表示の元となる移動平均しない元の瞬時値データを求めてみた。
青線が、測定器の表示値、
オレンジ線が、その時の瞬時値(計算)です。
なんと、瞬間値は随分と触れていますね!
よく見ると、放射線の発生はランダムだと思っていたけど、
一度強い放射があるとしばらくは続くみたいです、
ようく観察するも、規則らしきものは検討つかきません・・・、
結局、測定回数が少なく、よりベターな測定回数を探しだす、という狙いは、うまくいきませんでした。
12回〜18回程度で平均を取る、ということなのだろうか・・・?
勉強会に参加された「三陸の海を守る会」の菅野事務局長から放射能測定器を借りてきた。
皆が嬉々としてアチコチを測定しては放射能の話題で盛り上がってときたき、
今村がコレ買うぞ!お金は出す、と言ってくれた。
さっそく2011/12/13に買いました。測定器は堀場製作所製、
・環境放射線モニタ Radi(PA-1000)
・ガンマ線のみが計れるシンチレーション方式
・デジタル4桁表示(測定範囲:0.001〜9.999μSv/h)
・相対指示誤差 ±10%以内(Cs-137基準値に対する誤差)
・方向特性 検出器の中心軸に対して縦横方向ともに±20%以内
・表示更新時間 10秒(60秒の移動平均値を10秒ごとに表示)
●Radi/放射線の特質を探る
まずは、下宿(木造2F建)各部屋の空間放射線量を測ってみた(12/14、計測5回)(以下単位はnSv)
・私の部屋2F 52〜55
・2Fの奥の部屋 58〜68
・食堂 64〜69
・1F奥の部屋 70〜76
・1F管理人室 49〜58
・1F玄関 58〜64
?なぜ、部屋によって放射線量が異なるのだろうか? 何度測っても差が出ます??
どうやら、舗装道路に面している部屋と地面が土の裏路地の違いのようである、
・放射能を含んだ雨水は舗装面は側溝に流れるので蓄積されにくく、
・土だと雨水は染みこんで蓄積されてされていくようだ。
そこで裏路地を測ってみたら、案の定、80〜90と高かった。
詳しく測ってみました(回数:23回の平均値と偏差)
・測定器の地方からの高さ:h=0,h=50cm,h=100cm
・測定器の向き:水平、上向き、下向き
・日時を変えて再び測ってみた
【測定してみた感触】
・h=100はh=0に比べて20%ほど低い
・水平と下向きの値に編著な差は見受けられない
・上向きの方が水平よりも10%ほど低い
そこで、測定回数を増やして平均値を求める必要があることが分かったが、
いったい何回までがよいのだろうか? 回数が少ない方が手際よくていいのだが・・・、
とりあえず 1〜6、1〜12、1〜18、1〜23の平均値を計算してみた、
・1〜6では少ないようだぞ
・1〜12では、まだ差がある場合もあった、
結局、1〜18回or23回がいいのかも知れない
それにしても変動がありすぎる・・・。
●そこで、空間放射線量はどのような時系変化になっているのだろうか?
これは私の部屋の計測データです、
138回(136x10秒=22.6分)測ってみた。
平均 53.24 nSv 、標準偏差 3.41
図を見るかぎり、変化は激しいです、ウネリがあるようだ・・・
●移動平均値(測定器の表示)ではなく瞬間の元データはどのように変化しているのだろうか?
別の日に200回強を測定し、瞬間値を調べてみよう。
Radiの表示方式は、
・過去の1分間(=6回表示)の平均値を表示している(いわゆる移動平均)であるから、
・直前5回の表示データから今表示の元となる移動平均しない元の瞬時値データを求めてみた。
青線が、測定器の表示値、
オレンジ線が、その時の瞬時値(計算)です。
なんと、瞬間値は随分と触れていますね!
よく見ると、放射線の発生はランダムだと思っていたけど、
一度強い放射があるとしばらくは続くみたいです、
ようく観察するも、規則らしきものは検討つかきません・・・、
結局、測定回数が少なく、よりベターな測定回数を探しだす、という狙いは、うまくいきませんでした。
12回〜18回程度で平均を取る、ということなのだろうか・・・?
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(go, 2012-3-15 17:48)
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