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家族の健康を守れるのか?深刻な放射能汚染!

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2011-11-27 10:39 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
私は環境活動に係わりはじめて30年近くになるが、この度の原発事故による放射能汚染は、
家族にとっても地域にとっても国民にとっても、そして国や行政の国民に対する不誠実な姿勢に至っては、
日本という国の存続の危機さえも感じられる深刻な問題であろうと思い始めている。


●先日、宮古市役所で「放射能セミナー」に参加してきたが、
「この度の原発による放射の汚染は、健康に及ぼす影響はない」、という姿勢に終始しているし、放射汚染の本当の怖さは内部被曝であるのに、それには一切触れていなかったのは、知らなかった
のではなく、騒ぎを大きくしたくないために隠してしると思ったね。
しかし、この国の放射能汚染の安全基準は、世界のどの国・どの機関よりも遥かに甘いことは、
調べれば容易に分かることなので、調べてココで明らかにしていきたいと思っている。

●この宮古市は安全だ、と言っておきながら、幼稚園や〜学校の校庭から表土や砂を削り取っており、これで安心だと思わせてるようだけど・・・、
削りとった放射能汚染が凝縮さている土砂は何処でどう処理するのだろうか?
その程度の除染で、騒がれては困るホンの一部の面積だけで、放射能汚染の除染は可能だとは思っている人は殆どいないのではないかな?
我々生活者自身がができる放射能汚染対策の方・家庭や地域でできるを方法を調べて、
ココで明らかにしながら、その活動していきたいと思っている。

●放射能汚染から自分らの食を守る智恵や方法がありそうだ。
それをココデ明らかにし、それを実践しながら、その運動を広げていける活動をめざしたいとも思っている。


■私はEM(有用微生物群)に関心を持ちはじめて20年にもなるが、本格的に自分の家庭や畑でEM生活を実践し、その環境効果・健康効果を実感しながら各所での普及・指導すること10年、
そして当NPOを立ち上げてからのメインとする環境浄化活動はEM活用そのものであった。

そのEMが、あらゆる放射能対策に万能的に有効であること、
そして福島県などで積極的に検証されている情報などを含め、
放射能汚染の不安をただ単に煽るのではなく、
放射能汚染に対するソリューション(解決策)と、その具体的活動を


このWebで伝えていきたいと考えています。 
                                              2011・11・27 高橋GO
 
投票数:4 平均点:10.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2011-11-28 10:55 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
●いろいろ調べてみたら、放射能について正しく学ぼう がわかりやすいですね。
内容は次の通り。

1.放射能を正しく理解するために(PDF)
  文部省発表に対して、若干の反論的なコメントがイイ

 2.世界もおどろく日本の基準値2000ベクレル
 日本の基準がいかに甘いか!
 なぜ甘くしなければならない日本という国の恥が透けてみえます
 
6.内部被曝について知って欲しいこと

7.よくわかる放射能汚染 
  アニメ映像です、わかりやすい!!

8.内部被曝、初期症状のイラスト 
9.となりのおかんと一緒に考えたいこと 
10.毎日食べる日本のお米、500Bq/kgでいいの? 
11.内部被曝に気をつけて

その他、ネットで「放射能基準」で調べることができます。




内部被曝に関しては
 「チェイノブイリから学んだお母さんのための放射能対策」の購入を
 おすすめします。著者の野呂美加さんは、「NPO法人チェリノブイリのかけ橋」の
 代表で、19年前からチェイノブイリ被災児童の保護活動を行なってきた人。
 内部被曝の恐ろしさを克明に伝えていますし、その対策なども書かれています。
 
以下、目次です、19年の保護活動のすべてが報告されていますが、
あらためて日本の政府やメディアの内部被曝の恐ろしさや危険性を国民に知らせない?隠している???
などの疑いが払拭できません・・・ 
------------------------------------------------------------------
◆プロローグ チェルノブイリのお母さんと同じ涙を流さないために!

◆Part 1 チェルノブイリの子どもたちの健康状態と保養の効果
 チェルノブイリ原発事故2〜3年後に、小児甲状腺がんが増加
 チェルノブイリ原発事故から10年以上たって病気の数が増加
 被ばくした子どもたちの二世に起こっていること
 ドイツから呼びかけられたチェルノブイリの子どもたちの海外保養
 保養運動は母親どうしのグローバルな互助会
 保養と安全な食べ物が放射性物質を排出させ、DNAの修復を早める
 子どもたちを理解するために、ベラルーシを訪問
 「病気の花束」を抱えている子どもたち
 子どもの健康を願いながら、幸せに暮らす里子たち
 保養は放射能からのタイムアウト

◆Part 2 放射性物質は時間の経過とともに子どもたちにさまざまな症状をもたらす
 放射性物質は私たちの体を酸化させ、老化させてしまう
 放射性物質は消化管と呼吸器、皮膚から吸収される
 子どもには自然放射線に近い数値のほうが安全
 放射性物質を栄養素と勘違いしてとり込んでしまう体
 心臓にセシウムがたまって痛むことも
 放射性物質の影響で鼻血を出す子どもが多い
 のどのイガイガ、目のかすみ、下痢、口内炎が多発
 子どもたちが発病する未来を選んではいけない

◆Part 3 お母さんとお父さんのための放射能対策 食事編
 汚染された食材を子どもたちの口に入れない
 給食に安全な食材が使われているかどうかをチェック
 牛乳、露地栽培の野菜、スープ料理に注意!
 安全な食材を入手し、和食中心の食生活に
 放射線によって切断されたDNAを酵素が修復する
 果物には酵素と、補酵素であるビタミンやミネラルが含まれている
 体力が落ちた子どもには、食前にりんごや大根のすりおろしを
 ごはんとみそ汁、漬け物の食事で、酵素を毎日体に入れる
 薬で治らない症状が出てきたら、酵素で抵抗力を上げる
 油物は体の酸化を進め、消化に酵素をたくさん使う
 果物は、放射性物質の酸化作用に対抗する抗酸化食品
 りんごや桃、ドライフルーツなどのペクチンで放射性物質を排出
 果物と糖分を発酵させた酵素ジュースで、子どもにたちにパワーを
 小さい子や妊婦、授乳中のお母さんには優先して汚染のない水を!


◆Part 4 お母さんとお父さんのための放射能対策 日常生活編
 放射性物質がたまりやすいところに子どもたちを近づけない
 雨にあたらないようにし、風の強い日はシャワーキャップ+帽子を
 大人が率先してマスクをつければ、子どもたちも納得
 安全な状態になるまで、自然のなかで遊ばせるのはお休みして
 帰宅時は服をはらったりふいたりして、放射性物質を持ち込まない
 原発事故が収束するまでは、洗濯物とふとんは部屋干し
 早寝早起きし、食事の時間を決めて規則正しい生活を
 夕食は寝る3時間前に終え、早めの就寝を
  抗酸化力をさがし求めて出会った微生物のパワー
 有用な微生物が放射能による環境の酸化をくい止める
 光合成細菌を入浴や掃除に使ったり、家じゅうに噴霧
[/b]
 ヨガや気功、マッサージなどで心身のストレスを解消

◆Part 5 お母さんとお父さんのための放射能対策 こころ編
 やるだけのことをやったら、あとは祈るのみ
 毎日希望をもって暮らすことで抵抗力を上げることができる
 お母さんお父さんの愛だけが、子どもたちを救う
 ウランを掘られた大地に住む人たちの苦難に思いをはせる

◆エピローグ いのちを産み出す性として、世直しをする責任がある
------------------------------------------------------------------
 赤字個所に関しては、別トピック「EMによる放射能対策」などで、この本に書かれていない具体的な対策を詳しくのべてまいります。

★この本とあわせて、チェルノブイリへのかけはしのホームページを御覧ください。
 
投票数:4 平均点:5.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2011-12-3 13:15 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
「チェイノブイリから学んだお母さんのための放射能対策」の本のなかで、内部被ばくの怖さに関することが書かれてあったので、一部を紹介します。

●チェルノブイリ原発事故2〜3年後に、小児甲状腺がんが増加
 ・2,3年後から小児甲状腺ガンが増えはじめた
 ・事故発生後3年間は土壌汚染を隠ぺい(旧ソ連)  
 ・事故後の10年間で疾患が急増した、
    内分泌系 4.5倍
    循環器系 4倍
    神経系感覚器官 3.5倍
    甲状腺悪性腫瘍 13倍
    14歳までの子どもの呼吸器系疾患による死亡率 2.5倍
  *ベラルーシ科学者「ザックリとみると、5〜10倍病気にかかりやすくなった」
 ・事故後5年もしないうちに小児の糖尿病や高血圧症が増えだした
 ・すべての生態系が弱体化している
 ・もともと抱えていた持病の悪化で亡くなっている、突然死も・・、
  これらの放射能による内部被曝が原因と思われる病気はデータとしては上がりにくい。
 ・福島原発事故での放射能は、日本政府やテレビによる安全キャンペーンは、
  どのようなデータによるものか?不思議である。

●チェルノブイリ原発事故から10年以上たって病気の数が増加
 ・事故10年たつと病気の数が多くなったと言われている
  甲状腺がん、貧血、心臓病、免疫欠乏による病気・・
 ・放射能物質は、時間と共に半減するものほか、他の放射性元素に変わるものもある
  プルトニウム241のβ崩壊 → アメリシウム:強い毒性のα線を出す
 ・ベラルーシ政府は事故後15年で「放射能問題は解決した」として情報が出さなくなったが、
 ・・・・

詳しくは、この本を購入されたし。
投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2011-12-13 18:10 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
去る7月、OurPlanetTVで、放射能で広がる異変〜子どもたちに何が起きているかの放送映像がUPされていたので、紹介します。
以下、OPTVstaffさんのコメントです。 引用:
福島第一原発事故から4ヶ月。今、福島県や関東全域で、体調の異変を訴える人が増えています。 鼻血や下痢、倦怠感ー。OurPlanetTVに寄せられた500件の異変報告を集計すると、 子どもに限らず幅広い年代で、普段は見られない症状をでていることが明らかになりました。 これらの原因は放射能なのかー。 20年以上、チェルノブイリの子どもたちを支援してきたNPO法人「チェルノブイリのかけはし」代表の 野呂美加さんをゲストに迎え、低量被ばくによる健康障害について考えます。

 ※ この記事に対するコメントも参考になります > all
 
投票数:1 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2011-12-13 18:28 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
福島原発は、チェリノブイリよりも深刻な状況になりつつある、と直感するのは私だけなのでしょうか・・・、

まずは、チェリノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクトをご覧ください。

以下、このプロジェクトについての箇所を転載します 引用:
1986年4月26日に起きたチェルノブイリ事故の被害をめぐっては、国連、IAEA(国際原子力機関)、WHO(世界保健機構)などにより「直接的な死者は50人、最終的な死者は4000人」といった過小評価が公式化されてきましたが、実態ははるかに深刻です。なかでも、ゴルバチョフの科学顧問を務めたロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士を中心とする研究グループが2009年にまとめた報告書『チェルノブイリ――大惨事が人びとと環境におよぼした影響』(Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment)は、英語だけでなくロシア、ウクライナ、ベラルーシ現地の膨大な記録や文献から、犠牲者数を少なくとも98万5000人と見積もっています。

東日本大震災と津波が引き金となった福島原発事故により、私たちはチェルノブイリに匹敵する放射線被曝が日常化する時代を生きなければならなくなりました。“フクシマ後”の日本人がチェルノブイリ被害から学ぶには、その真相を知る必要があります。

このサイトは、一刻も早く本書の情報を日本語にしたいと願う翻訳者たちが、ヤブロコフ博士らと協力しながら出版までのプロセスを広く共有するために開設しました。翻訳作業に参加していただける人、放射線医学など専門分野のチェックを手伝っていただける方はご連絡ください
投票数:2 平均点:5.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2011-12-24 21:48 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
 12月22日に放射能の新基準が発表になった。
 WTOが定める基準に準じて、一部は少し厳しくなっているという。
  (参考)食品の新基準に関するNHKニュース


WTOや日本の規制基準は、外部被曝量を基準にして定めたものである、
内部被曝による体調不良や健康障害は、放射能被曝との因果関係が証明しにくいため、
疫学的に「がん発生」が顕著に現れる放射線量を基準にしていると思われる。

しかし、チェルノブイリ原発事故や世界各地での事故と放射能障害の実態から、アメリカ、ドイツ、
ウクライナ、べラルーシなどでは、内部被曝を抑えるために、WTOよりも遥かに厳しい基準にしているのだ。


●そこで、内部被曝量に関するものを調べて、【内部被曝の本当の恐怖】としてまとめてみました。
 この図は、もし新規制値ギリギリの食品で食事を摂り続けたら、
 体内にどの程度蓄積するのだろうか? というものです。
 試算して見ました。
 驚きです、これが内部被曝の本当の恐怖です!
 1年先には60歳で年間88mSvもの内部被曝の可能性がある、ということが・・・。


・この図は日本の放射能汚染マップであるが、
 評価期間は2011年3月20日〜4月19日の
 1ヶ月なので汚染は更に増え続けて
 いることと思う。

・放射能汚染の濃淡はそのまま外部被曝の
 強弱となって現れるが、深刻なのは、
 農地で採れた穀類や野菜などを我々は
 食べ続けていかなければならない,
 ということだ。

・その農産物が新安全基準を満たしている
 と言われても、体内に蓄積つづけていき、
 内部被曝による健康障害が、子どもや
 体調の弱い人から徐々に現れてくるのは
 確実であろう。

・日本の食料自給80%は東北・北海道の農産物だから避けて通れない。
・国土の放射能は、雨や河川を通じて海に集まり沿岸に汚染が広がっていくので、
 数十年は魚貝類への汚染は減るどころか増え続けることになる。
 
日本の新安全基準は外部被曝にだけ注目し内部被曝のについては安全ではないことを
国民は真剣になって理解すべきと思う。

内部被曝の恐ろしさを、事前に知って今後の生活を少しでも変えようとするのか、
それとも国やメディアを信じてこれまで通りの生活をつづけていくのか、
家族の健康が害してからでは遅いのではないかな?
少しでも放射能対策をしておくことが、いま急がれることと思います。

私も当NPOも、放射能対策に明確なソリューション(解決策)を
持っています、誰でも簡単に実施できます、
そのノウハウを伝えていきたい・・・。

-------------------------------------------------------------------------   

以下、内部被曝の危険性について調べてみたので、主なものを紹介します。

EMエコだより (内部被曝による「分子切断」について書かれています、thanks)以下抜粋・引用:
・放射線による人体への危険は二通りある
 その1.生命機能の分子切断によるもの
 その2.切断された分子の再結合による異常に変成された遺伝子の増殖によるもの

・分子切断の結果の大きな違い
  その1.高線量外部被曝
  その2.低線量内部被曝

 1mSvは人間のすべての細胞に100個の分子切断をもたらす被曝量で、 100mSv以下では
 内臓の破壊が表面化しないので、「評価基準を持たない」とされていることを根拠に、
 様々な低線量データを政治的に切り捨てている。  内部被曝による分子切断は
 外部被曝によるものより、密集度が高いため、変成される危険度が高い。

・直径0.1μmの放射性微粒子セシウム137は1時間当たり2600本のβ線が出る。
 同じ大きさのヨウ素131なら1秒当たりなんと1000本以上出る。
 β線は空中だと1mほど飛ぶが、体内だと10mmで、2万5千個の分子切断を行う。
 (ちなみにγ線は、体も通過するが分子切断が少ない分エネルギーの消耗が少なく遠くへ飛ぶ)

*これは、 「その2」の危険を無視して、福島の被災者たち、日本国民に対して、安全基準を緩めているということ。
また「国際的な機関だからといって正しいとは限らないということ」。

まだ、福島の空中線量は下がりきっていません。 街中に降り注いだ放射性物質が、あらゆる場所にばらまかれたままで放射線を飛ばしているということです。 風の強い日などは、放射性物質の浮遊が考えられ、それを吸い込むことで内部被曝の危険性があります。 3月15日以降の子供たちの鼻血や下痢なども、おそらく浮遊物質が粘膜に害を及ぼしたのでしょう。
将来的な甲状腺異常が起こらないように、こちらは、ただただ祈るしかありません。

発酵食品などの摂取で速やかな体外への排泄も行って、ストレスのない日常生活を送ることができるようにすることが、唯一の対策なのかもしれません。


わんわんさんのサイトは、放射能汚染に関する情報がキチッとまとめられているで、助かっています、thanks

チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患
 そのなかから【結論】を引用:
チェルノブイリ原発事故から23年、長期間に渡って放射性物質に汚染された地域に生活しこれらの放射性核種を摂取してきたベラルーシ共和国の住民たちは、心臓病と悪性腫瘍の発症リスク増加に見舞われてきた。
これらの病気が事故後23年間着実に増加し続けたことにより、住民の死亡率が出生率を2倍以上上回るという、人口統計上の大惨事といえる状況がもたらされた。
現在の状況は、チェルノブイリ事故の被害を受けた地域に暮らす市民の健康を守るための対策を速やかに講ずるための国レベルおよび国際レベルの決断を必要としている。

東京都の放射能汚染地図、東部東京地区の被曝線量は年間1mSV以上と安全ではない!
この中の中程に【肥田舜太郎】低線量被曝とぶらぶら病【1ミリシーベルトでも危険】の映像が紹介されているが、映像最後の処にご中もいただきたい。

【開業医、研究者向け】人体に入った放射性セシウムの医学的生物学的影響
以下、要点を引用:
・体内のセシウム 137による被曝は低線量でも危険との結論に達した。
・セシウムは男性により多く取り込まれやすく、女性より男性により強い影響が出ており、
 より多くのガン、心臓血管不調、寿命の低下が見られる。
・チェルノブイリ事故後のゴメリ州住民の突然死の 99%に心筋不調があった。
・セシウムは心筋のエネルギー代謝をまかなう酵素を抑制する
・900-1000Bq/kg のセシウム蓄積は40%以上の動物の死を招いた。
・セシウムは腎臓内のネフロン組織細官や糸球体、ひいては腎臓機能を破壊し、
 他の器官への毒作用や動脈高血圧をもたらす
・セシウムは免疫の低下をもたらし、
 結核、ウィルス性肝炎、急性呼吸器病などの感染病の増加につながっている。
 免疫系の障害が、体内放射能に起因することは、中性白血球の食作用能力の減退で証明されている。
・妊娠すると母体内にセシウム137は顕著に蓄積する。実験動物では、
 着床前の胎児死亡の増加、骨格系形成の不調、管骨の成長遅れと形成不全が現れた
・セシウム汚染地の住民の先天的進化欠損が毎年増大している。ここでは多因子欠損が第一位である
投票数:4 平均点:5.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-2-9 16:48 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
放射能が含まれる食事を毎日摂ったとき、放射能が体内にどの程度蓄積していくか? そのを内部被曝はどの程度になるのだろうか? を調べてみた。

 この図表の右下は、体内蓄積の推移曲線であり、
 年齢による体内代謝の違いをしめしているが分かる。
 左上の表は、放射能規制新基準ギリギリでの食事を摂ったときの
 女性の放射能量だが、1年後の体内蓄積量と内部被曝(放射線量)
 のようすがわかると思う。

【注目1】
 2012年4月から食品の放射能基準がこれまでの暫定基準を改め新基準が実施されることになった。
この新基準ははたして安全なのか? という疑問が聞こえて来ている、なぜならば、
この新基準は、外部被曝による(放射能障害としての)ガン発症率データから導かれたもので、
ガンまでは重くない放射能による病気や健康障害の原因の多くは内部被曝によるものなのに、
その点は全く無視・軽視されている基準だからである。

それはさておき、福島原発事故による東日本全域にわたる放射能汚染は、農産物や畜産物に現れてきており、放射能が流れでる行き先である河川や海の水産物にまで次第に広がっていき、日常の食卓を不安にさせていくのは避けられないことであろう。

そこで新基準ギリギリの食品で食事したとしたら、どのくらいの放射能を摂取することになるのか?
成人女性の平均的な食事量から試算してみたら、
 141.5ベクレルであり、
 セシウム137と仮定した放射線量は1.84マイクロシーベルト
である。
この値は、安全なのか?それとも要注意のレベルなのか?


【注目2】
放射能を含んだ食事を毎日摂取し続けたら、体内にどの程度蓄積していくのだろうか?
これから問題になる放射能の一つのセシウム137の物理的半減期は30.17年であるが、
体内に取り込まれた放射能は新陳代謝として次第に体外に排出さるので、それを生体的半減期というが、
年齢によって新陳代謝の早さがことなることから、次の半減期とみなせるようである、
 〜1歳:9日
 〜9歳:38日
 〜30歳:70日
 〜60歳:100日

そこで、毎日1ベクレルの放射能を毎日摂取し続けた、体内への蓄積曲線を求めてみた。
〜60歳の方なら、1年後には132倍に濃縮されていくことが分かった。
(なお、計算に用いた半減期は、生体的半減期+物理的半減期としている)


【注目3】
そこで、注目1で試算した毎日の141.5ベクレルの食事によって、1年後に蓄積する放射能の量は、
 総量 18,678ベクレル 
 放射線量 一日当たり242.814μシーベルト、年間88.63ミリシーベルト
であり、これは非常に危険な水準であると言えよう。


【注目4】
ところが、ネットで調べてみると、体内蓄積総量を体重で割った値、
つまりKgあたりの放射能量(ベクレル)を算出して、年間1ミリシーベルト程度だから、
あまり心配することはない程度のツッコミしか載っていないのだ。


●私は、外部被曝のだったら放射能汚染源の強弱を単位量当たりの放射能量ベクレル/kgとすることに異論はないけれど、引用:
体内に蓄積された放射能の場合は、
その総量から身体に有害な放射線が四方八方に放射して細胞や遺伝子を傷つける
ので、単位重量あたりの放射能で、その放射線量で内部被曝の健康を論じるのは如何なものか、
と主張したい。


【注目5】
放射線の生体影響については、国際放射線防護委員会(ICRP)が防護基準を勧告しているが、
いっぽう欧州放射線リスク委員会(ECRR)は、ICRPは外部被曝のデータより導かれていると批判し、
内部被曝を重視した基準に改めるべき、という立場での勧告を出している。
(詳しくはICRPとECRRそれぞれの勧告についてを参照されたい)

--------------------------------------------------------------------------------

●内部被曝の【注目4】の実効線量は4.85μSVだが、この放射線量を福島県の空間線量と比較すると、なんと原発1号機〜2号機の間にある「養護老人ホーム「東風荘」」とほぼ同じ線量であることわかる。
福島から遠く離れていても安心できませんね、食事による内部被曝で、原発事故周辺に住んでいるのと同じくらいの放射能を浴びていることになるのですからね!

●放射能の体内蓄積の総量は、この表で計算した量よりも低いと思われる、つまり、
 ・食品に身体が必要とするカリウムが十分に含まれいるなら、それに似たセシウムの
  摂取は抑えられ、取りり込まれ方は少なくなる。
しかし、
 ・現代の食品は、食品分析表から見るように、昔に比べてカリウム分量が大幅に減っていること
 ・食習慣などでカリウムなどのミネラルが少ない素材で作られた食品が多いこと
などから、セシウムの体内取込みと体内蓄積は避けられないと思われる。

●計算は、新基準ギリギリの食品を摂取したと仮定したが、
 ・現実には、自治体、生産者組合、流通機関での検査は厳しいため、
  ギリギリということはないと思われる、
 ・しかし、いまや盛んな産直では、零細農家なども多く、農地管理や成果物の検査が
  不十分であることによって、基準値を越える産品が店頭販売される可能性もある。


放射能の内部被曝による問題は、これから表面化していくと思われるが、放射能対策の食事を考えていかなければならないと思う。
 
投票数:9 平均点:8.89

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