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丸紅基金/NPO事務所施設の改修助成金が決定

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2012-6-15 9:54 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
震災前の当NPOは、海や河川の水質浄化、カキ養殖生産性向上、健康づくり住環境などの自然・環境に関わる提案と実践指導などの活動を行なってきた。
 
●ところが3・11津波で当NPO事務所は損壊し(下の写真)、大切な活動資材のすべてが流失し、
理事や会員の大半は家屋の流出または損壊し、一部の者は家族をも失ない、
そして避難所生活を強いられた。
  

このような悲惨な状況と絶望感のなかでも、前理事長・今村正たちのNPO使命感は失われることなかった、
 ・手始めに震災直後の4月には仮事務所を借り、
 ・そこを拠点に被災で困っている人々を手当たり次第に側面支援し、
 ・震災復旧事業者向けに「下宿提供事業」を、
 ・被災者向けに「中古車や不動産の斡旋事業」
 ・これらの事業では、被災した人を雇用してきた
 ・また全国から当NPOに申し出のあったさまざまなボランティアの「受入れ復興協働活動」
 ・助成金を頂いての「男女間交流事業」
 ・被災者の生活改善のための「環境健康推進活動」
 ・「放射能対策と食に関わる調査研究・勉強会」の開催
 ・同時並行的に震災状況や復興支援の取り組みや活動などを新規にWebを構築して
  「情報発信」を行なってきた。
 ★詳しくは平成23年度の活動をふりかえるを参照

●丸紅基金/東日本大震災復興助成金に申請
折しも、丸紅基金が平成24年度・東日本大震災復興助成金を募集していたので、
締め切りギリギリだったが、ダメもとで申請してみました。

  

 そしたら、なんと! 
 ← 採用の決定通知がきたのです。
 皆、狂喜して喜びあいました。

 きっと、震災直後の失意のどん底にありながらも、
 なおも使命感を忘れず、地域の復旧復興の支援活動をおこなってきた
 献身的なNPO活動が評価されたのだと思っています。


当NPO活動が高く評価され、事務所改修の助成金を頂戴するからには、
今後も更に丸紅基金様やNPOに恥じない活動をしていかねばと、皆で話し合っております。
 
投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013-4-1 10:35 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
 そもそも、損壊被害も元凶は大震災津波によるものであるが、損壊までに達した二次原因は大量の丸太流出によるものである、大量の丸太流出がなければ大損壊までは至らなかったのである、当事務を含む近隣の民家は軒並み丸太で大損壊した、頑丈なつくりであったオオミヤホテルや宮古市文化会館も損壊が甚だしく、文化会館ではいまだ(2013/3)に改修予算が捻出できず再開できないままである。

 今村は、丸太による被害拡大は「人災である」として「被害者の会」を形成して丸太を管理しているホクヨープライウッド(本社東京)と震災直後から「人災を認めろ」と交渉してきた。人災であるとの根拠は、丸太をワイヤーで抑えておくべき義務(行政より通達済み)を怠っていた、ということである。もし指導通りにワイヤーで抑えていれば、損壊は軽微だったかもしれないし、例えワイヤーが切れて丸太が流されたとしても、損壊の原因は未曾有の津波によるものと理解できるものであろう。

 しかし、その後、市役所から道路管理上丸太を撤去したいという強い要望もあって、3011年9月にホクヨープライウッド社は丸太だけを撤去していた。


さて、余談はさておき、

●2012年8月上旬〜本事業の準備としての解体撤去が始まる
 鉄骨を調べたら、幸いにも頑丈に作られていため歪みなどはなく無事であることがわかった。
 ・震災直前の外壁塗装のための足場を撤去
 ・建物の中に瓦礫を撤去
 ・1F外壁の取り壊し
 ・2F床などの取り壊し
以上の工事は、宮古市の復旧事業の一環として行っていただけたので(解体撤去工事費は180万円だったらしいが)、本補助金事業の補助金を使わずに済んだのは助かった。
解体撤去工事の様子↓
  
  
  

●改修工事の見積もり
 当初見積って頂いた建築会社は復興事業で超忙しくなってきており、また大工さんや資材不足などから、スケジュールに入れてもらえる状況になく、他の業者におおよその改修工事費を見積もってもらったら1000万円は掛かる、と言われた。

 そこで今村は、建設会社に丸ごと発注する方式をやめ、まずは要となる大工さん(知り合い)を抑え、電気工事、水道工事や資材商社に直接仕事を依頼るという方式にした。
この方式によって、確実に年度内改修のめどがたち、あわせてコストダウンも期待できるようになった。

●2012年10月から改修工事が始まる
 要の大工さんが作業に入れるようになったのは10月過ぎであった。
まずは2Fの床の基礎を作り、損壊した内装を剥すことから始まり、壁や床がクロスなどが進行した。
  
  
  
  
  
  
  
  

以上、修復工事が終わり内装もだいぶ終わって、まもなく20012年は暮れようとしている。
 
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013-4-1 15:12 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
●まだ細かな工事は残っているものの、1月中旬からひとまず使い始めてみた。
 
 すでに今村はまきストーブを入れて暖房をためしていた。
 写真は、埼玉から森山さんが訪ねてきた時のもので
 まだ、西町のNPO仮事務所から引っ越す前だったので、
 新事務所はガランとしている。


3月に入って新事務所に引っ越したが、下宿事業などで揃えた膨大な備品などは、だいぶ廃棄はしたものの、まだ整理がつかず、1F倉庫などに山積みになっています。
  
投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2013-4-1 15:42 | 最終変更
go  管理人   投稿数: 113 オンライン
●いよいい残りの工事も終わり、年度末3月31日(日)に改修記念の勉強会交流会を開催した。

新事務所のドアには当団体のプレートが既に貼られていたが、このプレートは震災津波で海水を被っても無事で、その後西町の仮事務所の玄関に貼られて、そしていま新事務所に戻ってきたのだが、灌漑深いものがある・・・。
新事務所に入ると、勉強会のために少しは整頓されてはいたが、今村はなにやら黙々と仕事をしている。
  

勉強会には急の召集にもかかわらず13名が集まった。講師は白髪の私
震災後の2年間の報告とパワーポイントで写真などの最新ン情報をみなと共有した。
 ・EMの基本と最新情報など
 ・震災復興にEMが活躍している様子
 ・放射能汚染のソリューション
 ・商社脳対策の食と研究途上の試食など

以上が補助金事業の概要です。

あとは、事業報告書の作成と提出を残すのみです。
 
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