避難所と化した学校の環境対策の事例

去る11月月1日（火）
岩手町公民館事業の一環で、ＥＭによる環境活動をされているの岩手町の皆さんが、
バスを仕立てって、被災地の山田町南小学校でＥＭを活用して成果が上がっている状況などの視察に来た。
岩手町の皆さんは、ＥＭを使っている方々で、視察の目的は、
　・学校でのＥＭ活用事例の視察
　・震災被災地現の視察

　　

佐賀校長が視察の方々に被災の様子をプロジェクタを使って説明した。
岩手町からの引率は、公民館の指導員の久保さん。
　　

●説明会の様子の影像（約28分）をご覧ください
以下、佐賀校長による被災状況の説明の要約です。

●津波が来た時の学校の状況
・学校は標高が少し高かったので津波の被害なし
・迎えに来た父兄に子供たちを引渡す
・夜、町が火事に見舞われた
・次の日から、学校の体育館は避難所に使用される
・保健室や２階の教室全ては地域の総合病院に変わり
・授業は図書室で行う
・卒業式は立見席、卒業証書授与のたびに大拍手
・すべての生徒の所在などを調べる
・始業式は4/20、２週間遅れ
・義援金で調達した虎舞を、感謝の意味を込めて各地で披露する
・修学旅行はカナダに行く、虎舞はカナダの新聞にも紹介される
◆ＥＭの活用
・以前からプール清掃にＥＭを使って効果を認識していた
・スリッパが亡くなったので、土足にしたら、学校中がホコリだらけだったので
　校舎内全域をＥＭで清掃した
　排水路やトイレの悪臭がすごかったがＥＭが解決
・ＥＭは避難所のかただけでなく、近所の仮設住宅の方も取りにきて使いだした
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●当ＮＰＯとの関り
・学校へのＥＭ環境浄化のキッカケとなったのは、
　縄文焼きの井筒さんと当ＮＰＯ法人全理事長今村さん
　　（上段右端の写真：左が井筒さん、右が今村さん）
・ＥＭの提供は、ＮＰＯ法人地球環境共生ネットワーク（本社東京、盛岡事務所）
　岩手コンポストが協力して大量に培養し被災地各地に無償提供