家庭で簡単にしかも素早く作れる発酵飲料は麹による甘酒だ。しかし、甘酒のもとになる麹は、炭水化物をブドウ糖に変える酵素アミラーゼが多く含まれているが、この甘酒をそのままにしておくと、乳酸菌が増えて甘酸っぱくなり、さらに酵母菌が働いてアルコール発酵（いわゆるドブロク）して、さまざまな有用な有機酸や酵素が作られる。

この酸っぱくなった状態を待つのも楽しみだが、ちと時間がかかるきらいがある。

そこで、甘酒の初期の段階で適量のＥＭを加えると、ＥＭの乳酸菌が甘酒の糖分をエサとして２､３日で乳酸発酵して甘酸っぱくなる。
これを私は「甘酒ＥＭ酵素液」を名づけてみた。

これを直接飲んでも美味しい。
これを、魚や肉の熟成などの付加価値付けに利用することも可能だし、
漬物の発酵促進などにも使える。

いずれ、放射能対策（特にこれから問題となってくる内部被による放射能対策）としての酵素を簡単に大量に美味しくつくり置きたいものとして、提案したい。

詳しくは、放射能対策と食【３．発酵食品づくりのすすめ】をご覧ください。